ブルゴーニュ・シャンソンセミナー&1958 年 コルトンシャルルマーニュ・シャンソン

セミナーに参加させていただきました。

気さくで、最近覚えたのかw素晴らしいと連呼するマネージャーのワレ氏からシャンソンを学びます。

シャブリやニュイ、ボーヌまで幅広く畑を持つシャンソン(45ha)

最近、シャロネーズにも50ha購入

1750年代よりワインを生産していて270年以上の歴史があり、現在はボランジェ・ファミリーの傘下に入りますが、

家族経営を貫く生産者。

★面白いところが、”バスティオン”という歴史的な建造物のセラーをもつ。

そこでワインを静かに熟成させます。4F建てらしい

基本的にワインの作りは全房発酵(元々はブルゴーニュではこのやり方が一般的、しかし、コストやら手間やら収穫の仕方も手間なので徐こうのスタイルが近年一般的 全房のスタイルにより梗に含まれるセルロースの働きによりアルコール分子が吸着されアルコール度数を下げる。近年の温暖化対策に向いている???高アルコール対策??)・低温マセレーション(外気25度から冷却機を使い7度まで下げる)

酵母を休眠させ酵素を動かし、果汁の中の香り成分を引き出し、アロマのしっかりとしたワインを生み出すことを目的とする。熟した種子からは力強いタンニンを与え、スパイシーさ、複雑なアロマを作り出す。

★バスティオン 100年戦争の中作られた建造物 城壁の一部 ラトゥールのエチケットの建造物と同じ

ここでワインを休ませます。窓がなく、光を通さず、温度、湿度が安定

ワイン作りを見てみたい方はこちら。NZワインですが・・・。遠からず

たまたま、1958年のシャンソン コルトン・シャルルマーニュを飲む機会があったので

1958年は厳しい気候であったためほとんどのワインは残っていない。白が残っていることは奇跡

酸化的なニュアンスを連想される方も多いと思うが、黄金色ではなく、見た目からはヴィンテージが読み取りづらい

香りは、少し甘い香りもあるがどちらかというとミネラリーで力強く丸みがあり、タンニンはきめ細かくワインの苦味などはない。

DRCのモンラッシェを思い起こすような若々しく力強いが丸みがあり柔らかい。

このくらいのワインになるとダメになってしまっている場合もあるがこちらは完全に若々しい状態を保っていた。

古酒は面白い。

特に白・・・。

では、こんなところで。

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