108種類徹底解説 No.25 < シュヴァル・デ・アンデス/シュヴァル・ブラン&テラサス・デ・ロス・アンデス(アルゼンチン)>
Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!
今回はアルゼンチンから
『シュヴァル・デ・アンデス』をご紹介します!
フランスの超名門シュヴァル・ブランとテラザス・デ・ロス・アンデスの
ジョイントベンチャーによって造られたワイン!
シュヴァル・ブランからは伝統の醸造技術と豊富なノウハウが、
テラザス・デ・ロス・アンデスからは最高品質のブドウが提供されています。

==========================
Cheval Des Andes (Chateau Cheval Blanc & Terrazas De Los Andes)
シュヴァル・デ・アンデス(シュヴァル・ブラン&テラサス・デ・ロス・アンデス)
==========================
アルゼンチン メンドーサ
ALC: 14.5%
ブドウ:マルベック70%、カベルネソーヴィニヨン30%
赤ワイン フルボディ
販売価格:¥16,845(税込)
アルゼンチンの代表的な品種”マルベック”が主体で作られており
ヴィンテージによってその比率は変化します!
マルベックと聞くと、濃くてしっかりとしたワインを想像される方が
多いかと思いますがシュヴァル・デ・アンデスは果たして、、、
早速、どういったワインなのか探っていきたいと思います!
気になったのがシュヴァル・ブランとの共通点はあるのか?
という点です!
すごくざっくりですがシュヴァル・ブランの特徴を3つご紹介するので
こちらを元に味わいや特徴などを比べてみましょう!
①カベルネ・フランの比率の高さ。
→ヴィンテージにもよるが、50%以上の年もあり
ワインにエレガンスな印象を与える。
②エキゾチックな香り。
→少し甘いニュアンスを伴った、
シュヴァルブランを表現する上で頻出するワード。
③玄人好みの味わい。
→熟成を経るとシガーのようなスパイスのニュアンス。
若いワインでは出にくいニュアンスなので玄人好みというのも納得。
以上がシュヴァル・ブランのざっくりとした特徴でした!
では、これを元にシュヴァル・デ・アンデスと見比べていきましょう!
まず①について!
外観は濃いダークチェリーレッド。
香りは黒果実系が強く、ハーブ、スパイスのニュアンスも。
色調の割にはエレガンスな印象は受けるが
タンニンも強く共通点はあまり見当たらない。
濃いフルボディ好きなら垂涎もの。
次に②について!
新樽(比率50%)由来の甘いバニラのニュアンス。
そこにハーブ、スパイスのニュアンスが加わり複雑な香りに。
スパイスの香りと甘いニュアンスがエキゾチックな
雰囲気を醸し出しているので
これは共通点と言えるのでは無いでしょうか!
(エキゾチックな香りは異国の香りと表現され、
スパイスの香りなどがあると表現されることもあります)
最後に③について!
今回テイスティングしたのは
2018年と比較的若いヴィンテージ。
しかし、前述した通り
既に、スパイスのニュアンスを感じられたので
熟成を経るとシガーのようなニュアンスも出てくるかも!?
高い熟成ポテンシャルも秘めているシュヴァル・デ・アンデスですので
熟成を経ると共通点が増えていくことも予測できます!
以上、シュヴァル・デ・アンデスとシュヴァル・ブランの
共通点を見てきましたがいかがだったでしょう!
まとめてみると
醸造テクニック・ノウハウによる個性
(樽由来のニュアンスや高い熟成ポテンシャルを感じる点)
では共通点がいくつか見つかり、
ブドウ由来の個性
(色調、強いタンニン)
ではブドウ本来の特徴を表現しており、共通点というよりは
個性を際立たせている。といった感じでした!
ジョイント・ベンチャーではオーパス・ワンが有名ですが
同様のコンセプトを持つシュヴァル・デ・アンデスも
まだ、入手しやすい今のうちに買っておいて損は無いと思います!
では最後に生産者の情報をまとめておきましたのでご紹介します!
「ボルドー八大シャトー」の一つであり、名門シャトー「シュヴァル・ブラン」
1959年、有名なシャンパンメーカーの
モエ・エ・シャンドン社によって設立され、
現在LVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)グループがアルゼンチンに
展開するワイナリー、「テラザス」
この二つが、お互いのノウハウを持ち寄り、
1999年にスタートさせたジョイントプロジェクトが、
このテラサス・デ・ロス・アンデスです。
アルゼンチンでも有数のワイン産地、
メンドーサ州北部のルハン・デ・クージョにある
50ヘクタールの畑には樹齢80年を超えるマルベックのブドウ樹をはじめ、
カベルネ ソーヴィニヨン、カベルネ フラン、メルロー、プティ ヴェルドが栽培されています。
今回は以上となります!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
(文:こういちろう)


