スタッフ試飲会(108のワインを決める)
こんにちは、Aoyama Wine Base のフィゴーニです。
AWBの定番である108のワインを決めるべく、スタッフ試飲会を実施しました。
銘柄は何となく分かっていましたが、完全ブラインドで行いました。
今回は7種類。白4種、赤3種。
銘柄は以下の通り。
- Saint Joseph (Pierre Gaillard) 2019
- Rieussec Bordeaux blanc sec 2015
- Baia's Wine Krakhuna 2020
- Nemorino IGT Toscana Bianco 2019
- Dulcamara IGT Costa Toscana Rosso 2017
- Dulcamara IGT Costa Toscana Rosso 2018
- Bourgogne Hautes-cotes de Nuits AOC (Domaine A. F Gros) 2011
この中でスタッフの評価が高かった&個人的に品質と価格のバランスが良いと判断したワインが
1番2番5番6番でしたので、下記ご紹介します。
1.サンジョセフの白はルーサンヌ100%から作られます。
樽発酵、樽熟成(新樽5%)7~8ヶ月熟成。
ブレンドではなく単一品種で飲むのは個人的には初めてです。
アプリコット、パイナップル、お花の香水のような香りが漂い、
味わいは厚みがありオイリー、柔らかな酸味、フィニッシュにローヌらしい苦味が残るのが特徴。
ブラインドでは少なくとも4000円はするだろうなと思いメモに書きましたが、見事に当たりました(販売価格4200円)。
ルーサンヌを飲まれた事のない方は是非、お試しください。
2. 次に試飲したのがボルドーの白ワイン。
セミヨン62%,ソーヴィニヨン・ブラン38%
一部樽発酵、熟成。
お花の蜜や白いお花、ハーブ、シュールリーや樽熟由来のトーストやバニラの香りがほんのりと感じられます。
味わいは丸く柔らか、繊細で酸が綺麗に溶け込んだ心地よい口当たりがします。
これも4000円代くらいかなとメモに書き留めていましたが、概ねあってました。(販売価格4917円)
典型的なボルドーの白ワインを勉強されたい方、酸味が強いワインが苦手な方には是非おすすめします。
5.6. のイタリアのボルドーブレンド。
カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロー、プティ・ヴェルドをブレンド。
フランス産の木樽と若干のアメリカ酸樽にて18ヶ月熟成(一部新樽)。醗酵途中にブドウの種子を取り出すことにより、ワインのエグミを抑えているようです。
今回は2017年と2018年を飲み比べ。2017年の方がエレガントでフローラルに対して2018年は骨格がしっかり、がっちりめのワインでしたが、大まかなスタイルは似ていました。単体で飲むときっと17年も18年も殆どの人は当たらないと思いますよ 笑
個人的にはニューワールドとオールドワールドの中間的なスタイルのように感じます。
カベルネ主体ですが、青っぽさがなくタンニンもよく熟したフルーツフォワードな側面がニューワールドを感じさせるが、セーヴォリーさがオールドワールドっぽくもあります。
よく熟した果実の凝縮感、バニラなど甘いスパイス、よく馴染んだ新樽の風味、ドライフルーツやコンポートの煮詰めたような果実味の中にエレガントでフローラルな香り、しっかりとしたタンニンと酸味、厚みのあるボディが長い余韻に続きます。
高級ワインの香り、味わい、おそらく5000円~9000円と幅広く予想。 結果は6805円!ずるいですが正解という事で。。。笑
earth to glassで今後販売予定ですので、是非お試しください!!