ジョージアワイン対策その2 あいつです。
ガウマルジョス!!!
あいつです。今回もジョージアワイン対策~🇬🇪
その1はこちら↓
あいつです。ソムリエ試験対策〜ジョージア〜編 🇬🇪 | Aoyama Wine Base 青山のワインベース(基地)にようこそ!
ガウマルジョス、あいつです。今回はソムリエ試験対策編 🍷
アンバーワインについて日本ではよく知られていないので細かい考察を書きたいと思います。
→ピアラ。クヴェヴリと同じ土で作られたグラス。
このグラスで飲むとワインがさらに伸びやかに。
こちらも試験で役立つ知識また、アンバーワインを飲むときにより楽しんでいただけるので
豆知識として読んでもらえましたら幸いです。
アンバーワインとは、俗にいうオレンジワイン🍊
オレンジで作られたワインなの?と思う方いるかもですが、勿論ブドウです🍇
余談ですが、
因みに沖縄にバナナワインっていうのありますが、あれはバナナのお酒ですw
簡単に説明すると白ワインの一般的な作り方は、葡萄を収穫して、傷んでいるところを外し、除こうします。
(しないところもある、旨味、深きを出すため。作りたいスタイルに合わせて生産者が選ぶ。)
で実を潰しジュースを取り、発酵させます。
その後、樽で寝かせたりしてワインを休ませ、瓶詰め、出荷。
簡単ですが、通常のワインの作り方は、こんな感じ。
ワインを作る工程の中で”かもし or マセラシオン”という工程が存在しますが、簡単にいうとワインの発酵中にブドウを漬け込んでいる期間のこと。
発酵が始まる過程の中で
果皮、種からアントシアニン、タンニンが出てきます。ワインの旨味要素ですね!
白ワインは、あんまり苦いよりは、フレッシュさを重要視するのでこのマセラシオンをあんまり長くやらなかったり、しなかったりするんですが、アンバーワインの1番の特徴としてこのマセラシオンが必須で長期間行います。大体、2週間以上。
白ワインの作り方よりも赤ワインの作り方に近い形で作るので酸味が穏やかで、苦味があり、旨みが強く、色合いも濃く、
厚みのある複雑なワインになります。
近代的な説明だとこんな感じです。
現地の人に聞くと、伝統だから面倒だけどやってるよ。お金にならないしあんまりやりたくないけどね!!伝統だからとのことw
→参考 ジョージアワインが生まれたところ 2018年公開の映画とかもありますんで見てみてください。
クヴェヴリでワインを作る中で一番興味深いのが、大地のパワーをワインが吸収するのと、クヴェヴリがワインを勝手に濁りを取り透明にしてくれるところです。
ワイン作りでいくつかのことは、科学で証明できない不思議ですが、この事柄もその一つです。
もちろん、ジョージアでは、モダンなワインも生産されています。
こちら、東部のカヘティのワイナリー。
オーパスワンを意識していてwオーパスと同じ機材を取り入れているそうです。
かなりお金をかけてワインが作られている感じで凄く近代的でした。
こちら西部のイメレティのワイナリー。
こちらにたどり着くまで凄く大変でしたw
タクシーといっても、道を知らないおじさんが自家用車で連れてってくれw
道端にいる人に道を尋ねながら少しずつ進んでいきますw
カントリーサイドで伝統的ワインを作ってました。
畑には鶏がいましたw
モダンワインと異なり、独特のワインですので、好き嫌いは分かれると思いますが・・・・。
しっかりした背景と文化を知ってもらったら、それだけで楽しいワインだとおもいます。
まだ、挑戦されてない方がいたら是非挑戦してみてください。
クヴェヴリの工房見学
大きさにもよりますが、少しずつ棒を作ってゆきそれをくるくると巻き繋ぎ合わせ、綺麗にしていきます。
時間と根気が凄く必要となります。
出来上がってから、1000度で一週間以上焼き続け、冷まし、乾燥させ割れないように周りをコンクリートで固めます。
考えただけでも果てしない作業です。
この技術は、無くなりつつありましたが、オレンジワインのヒットにより伝統を守る動きが増え最近では、
この技術を受け継ぐ若者も増えたそうです。
ワイナリーを散歩してみると使われなくなったクヴェヴリがぽつぽつあって愛らしい。
物価も安く、日本と大きく異なる文化を持つジョージア。
ぜひ、コロナ明けには、訪ねていただきたい国です。
エクセレンスは、最後にdedazeとudedoをチェックしてみてください。
なんか出そうw
では、長い間マドローバ!!!!!
りゅーのすけ
こんなに出てきて500円w