毎週末開催! Aoyama Wine Base ブラインドテイスティング開催!!~第23回解答&コメント~
2 glass/¥2,200(税込)
使用グラス:ISOグラス
【第20回開催日】 4/19(金)~ 4/21(日)開催
【結果発表】 日曜の21時以降、Instagramにて発表
【優勝者得点】 最高得点者1名様は!
次回ブラインドテイスティング参加無料
ゲーム感覚でお気軽にお越しください♪
営業時間内でしたら何時でもOKです。
※ニックネームでもご参加いただけます (^^
☆日本一ねじ曲がったソムリエ・エクセレンスが出題w
考えすぎず、純粋にブラインドを楽しんでください!
【第23回 出題ワイン】
①白ワイン
Sauvignon Blanc (Vinoble Vineyard & Winery)
ソーヴィニヨン・ブラン(ヴィノーブル・ヴィンヤード・ワイナリー)
国:日本 広島
VT:2023
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
味わい:辛口
Alc:11%
参考価格:4,000円
Vinoble Vineyard & Winery
(ヴィノーブルヴィンヤード・ワインナリー)は、
広島の県北に位置する三次市に2021年8月に誕生したワイナリーです。
代表の横町 崇(よこまち ただし)氏は、
ブドウ栽培設備設計施工(垣根、棚)、
ワイン用苗木接木、苗木生産、ブドウ栽培、
ワイン醸造、新規ワイナリー立ち上げ、
栽培醸造指導などを行うワインのプロ中のプロ。
広島県三次市自社畑産100%で、
世界に通用するワイン造りを目指しています。
三次市のある備北地域は盆地の形状により
昼夜の温度差が大きく、赤ワイン用品種の色乗りや
糖度の乗りが良くなる傾向があります。
一般的に広島県は
温暖というイメージを持たれる方が多いと思いますが、
備北地域は中国山地のほぼ中央に位置する山間部のため、
夏でも比較的冷涼(特に夜は寒いくらい)な気候になります。
②赤ワイン
Saumur Champigny Les Memoires (Domaine des Roches Neuves)
ソミュール・シャンピニー レ・メモワール (ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ )
国:フランス ロワール
VT:2017
品種:カベルネ・フラン
味わい:ミディアム-フルボディ
Alc:13%
参考価格:8,500円
1850年にドメーヌが設立され、
ボルドー出身のティエリージェルマンは
マリーと共に1991年にロワールに移り、
シャルリー フコー(クロ ルジャール)を師として仰ぎ、
1992年に当ドメーヌを取得しました。
1904年に植樹されたブドウ樹があるこの区画に出会った際、
ティエリーが感銘を受け涙した畑。
手摘み収穫、選果、全除梗、16-22度で10-15日間木桶で発酵。
2,500Lのフードルで12ヶ月熟成。
小粒でも存在感のある黒系果実の香り。
しっかりとした骨格で品があり
高いポテンシャルを感じさせる凝縮感のあるワイン。
優勝 すずき こうすけ さん
おめでとうございます!!
次回ブラインド参加無料となります!
さて!
第23回目のテイスティング結果と筆者感想です!
(筆者もブラインド参加 ※順位にはいれてません)
①白ワイン
外観は透明度が高いレモンイエロー。
柑橘系の香りが強く、開いてくると
完熟したブドウのフルーティなニュアンスも。
味わいには少しミネラルも感じられる。
程よい酸味と余韻に少し苦味。
すごく爽やかな印象で余韻い心地よい苦味、、
ロワールのミュスカデにしました!
正解
日本(広島)・ソーヴィニヨン・ブラン
日本のソーヴィニヨン・ブラン!
正直、初めて飲みました(笑)
外観から甲州も疑いましたが
完熟したフルーティなニュアンスが強く
日本も一緒に検討から除外してしまった、、
出題者より↓↓
外観の色合いの薄さから
日本ワインと書かれている方が多くいらっしゃいました。
日本といえば、甲州。
そんな先入観からかソーヴィニオンと書かれてる方は
お一人もいらっしゃいませんでした。
ゲビュルツトラミネール、ケルナー、リースリングなどなど
いろんな品種が挙げられていました。
外観だけで判断せず、
香りをもう少し分析すると甲州にはない
グリーンなトーンやハーブのニュアンスなどとって見れたと思います。
やはり、皮からくるピラジンのピーマンのような
青い香りがソーヴィニオン・ブランにはあると思います。
ワイン作りに参加していつも思うのですが、
ワインの香や味わいは大きくそのブドウの皮のフレーバーに影響を受けます。
実際にブドウを食べる機会がありましたら
皮が口の中で水分がなくなるくらい噛んでいってもらえると
ブドウの個性がよくわかると思います。
②赤ワイン
外観は濃いルビー色で
透き通っていてフレッシュな印象。
赤果実系の香りに加え、若干カシスのようなニュアンスも。
土っぽい?ニュアンスも感じられる。
タンニンが外観の印象よりも強く感じられ
果実味と酸味のバランスも良い。(若干、酸味優勢)
総合的にイタリア・ネッビオーロにしました!
正解
フランス・ロワール カベルネ・フラン
もう少し慎重にテイスティングしていれば、、、
土のようなニュアンスとカシス、酸味の優勢具合から
ネッビオーロと決めつけてしまった気がします。
やはり決めつけは良くないですね!
意識して香りを取ってみるとハッキリと青っぽいニュアンスを
感じ取ることができました!
出題者より↓↓
全てのブドウの親と言って良い品種だと思います。
フランス原産のイメージですが、
スペイン・バスクが起源といわれてます。
ブドウを食べてみると実がかなり小粒で
ジュースがほとんどなく、皮がとても厚い。
黒黒しい色合いのジュースと
ほのかにピーマンのような青さを感じます。
ロワールのカベルネフランといえば、
the カベルネフラン!!と個人的には思っております。
ピラジンが心地よく残っていてタンニンもしっかりしていて
鉛筆の芯やカシスのようなフレーバーも。
比較的カジュアルなワイン用のブドウのイメージもありますが、
現在、温暖化も絡み合い素晴らしい進化を遂げているブドウです。
さて!今回も楽しんでいただけましたでしょうか♪
ブラインドは、ワインを当てることも大切ですが、先入観なくワインを楽しむ!!
そんなことをお伝えしたくて、やっている企画でもあります。
世界の素晴らしいワインを¥2200でお二つ楽しめますので、
ぜひ、飲みにいらしてくださいね。
Aoyamawinebase では、常に世界の108種類のグラスワインが60mlから楽しめます。
ぜひ、世界のワインの個性を飲みにいらしてくださいね。
では、また来週お会いしましょう♪
(文:こういちろう)