毎週末開催! Aoyama Wine Base ブラインドテイスティング開催!!~第21回解答&コメント~
2 glass/¥2,200(税込)
使用グラス:ISOグラス
【第20回開催日】 4/5(金)~ 4/7(日)開催
【結果発表】 日曜の21時以降、Instagramにて発表
【優勝者得点】 最高得点者1名様は!
次回ブラインドテイスティング参加無料
ゲーム感覚でお気軽にお越しください♪
営業時間内でしたら何時でもOKです。
※ニックネームでもご参加いただけます (^^
今回はマネージャーの吉原がニュージーランドへ
収穫のお手伝いに行っている関係で
吉原に代わり相川がワインを選んでおります!
考えすぎず、純粋にブラインドを楽しんでください!
【第21回 出題ワイン】
①白ワイン
La Ferme de Sato Le Chant du Vent 2021 / Sato Wines
ラ フェルム ド サトウ ル シャン デュ ヴァン / サトウ ワインズ
国:ニュージーランド・セントラル オタゴ
VT:2021
品種:シャルドネ
Alc:14.5%
参考価格:8,695円
商品詳細
2007年にセントラル・オタゴへ移住し、
2009年から自身のレーベル
Sato Wines / サトウ・ワインズを設立した
佐藤さん夫婦ですが、
これまで周辺のビオディナミ(バイオダイナミック)
もしくはオーガニック農法で栽培された
買いブドウからワイン造りをしてきました。
そんな中、2019年産のブドウから初めて
自社畑シリーズのワインをリリースすることを決意。
同年畑の横に醸造所を新設し、
「La Ferme de Sato / ラ・フェルム・ド・サトウ」として
全5種類のワインを仕込みました。
そのうちの一つが今回のLe Chant du Vent です。
②赤ワイン
Assmannshauser Hollenberg Rheingau Spatburgunder
(Staatsweinguter Kloster Eberbach)
アスマンズホイザー ヘレンベルク シュペートブルグンダー
(クロスター・エーバーバッハ醸造所)
国:ドイツ・ラインガウ
VT:2015
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)
Alc:12-13%
参考価格:5,217円
商品詳細
クロスター・エーバーバッハ醸造所の歴史は深く、
もとはシトー派の修道士によって設立された
修道院(1135年)でしたが、
のちに州立醸造所(1803年)となり、
財団法人(1998年)となってからは、
醸造所も完全に独立運営されています。
ワイン造りは900年以上も前から営まれ、
その間一度も途切れることなく、
何世紀にもわたり受け継がれています。
同醸造所は、総面積197ヘクタールを誇る
ドイツ最大規模のラインガウ銘醸畑で、
「一つの醸造所が所有する自社畑」という意味を持っています。
優勝 佐藤航さん
おめでとうございます!!
次回ブラインド参加無料となります!
さて!
第21回目のテイスティング結果と筆者感想です!
(筆者もブラインド参加 ※順位にはいれてません)
①白ワイン
外観は淡いレモンイエロー。
柑橘系の香りが非常に強く感じられ、
白い花、青リンゴなど
フレッシュな印象を受ける香りが続く。
酸と果実味のバランスが優れており
余韻は中程度で少し苦味を感じる。
少し時間が経つと草のニュアンスも感じられるように。
柑橘系の香りが非常に強い!
バランスにも優れていてフレッシュな印象。
余韻も中程度で少し苦味も、、、
となると新世界のソーヴィニヨンブラン
もしくはシャルドネ??
苦味、草のニュアンス、柑橘!
チリのソーヴィニヨンブランにしました!
正解
ニュージーランド・シャルドネ
もう一歩のところまで迫っていた!!
テロワール次第で、草のニュアンスが
シャルドネでも出ることを考慮しましたが、
2択を間違えてしまいました(笑)
シャルドネの熟成ポテンシャルを持った酸か、
ソーヴィニヨンブランのフレッシュな酸かを
見分けられるかがポイントかと思います!
出題者より↓↓
ワイン名の
「ル・シャン・デュ・ヴァン」は、強風が吹く畑。
畑にあるポールに風が当たって音を奏でることから、
ワイン名の「風の歌」と名付けられました♪
セントラル・オタゴは非常に日射量が多く、
ブドウがよく熟しますが、寒暖差があるので
上質な酸もしっかりと保たれます。
今回のシャルドネも熟れたフルーツの
凝縮した味わいに、古樽熟成由来の
上品なオークの香りがするシャルドネでした!
皆さんの解答で一番多かったのが、
シュナン・ブラン(仏/南ア)、
その他フリウラーノ、ソーヴィニヨンブラン、
アルバリーニョなどが見られました。
シャルドネと解答した方はいらっしゃいませんでした。
黄色い果実、蜜っぽいニュアンスがあったので、
シュナン・ブランと思われたかもしれません。
度数はセントラル・オタゴらしく、14.5%と高めでした。
②赤ワイン
外観はオレンジがかったルビー色。
熟した赤果実系の香りが特徴的。
(赤なのにライチのようなニュアンスも)
酸とタンニンは控えめで、果実味が突出しており
余韻は中程度で後に引かない爽やかな印象。
まずファーストインパクトは
赤なのに何故ライチ?でした(笑)
味わいもブドウを丸かじりしているくらい
”ブドウ”の主張が激しい!
温暖な地域のピノノワールかと思いましたが
余韻の爽やかさがどうにも引っかかる、、、
ということでドイツのピノノワールにしました!
正解
国・品種ともに正解!(やったー!)
慎重にブラインドした甲斐がありました!
決め手になったのは余韻と酸の高さ。
ドイツのピノノワールにしては
果実味が非常に豊かだったので
冷涼な地域の特徴を抑えるのが
ポイントだったかと思います!
出題者より↓↓
スクリューキャップで7年ほど熟成しており、
明るくチャーミングな赤系果実、
きのこやなめし革の香りが出ています。
エッジは、ほんのちょっと茶色がかっていましたが、
最近のヴィンテージを書かれている方が多かったです。
ピノ・ノワール(主にフランス/ドイツを当てた方は1人!)と
解答した方が半数以上、その他、
シラー、テンプラニーリョ、サンジョヴェーゼ
などの解答が見られました。
淡い色合い、赤系果実、タンニンの軽やかさが、
ピノノワールの決め手になったかと思います。
さて!今回も楽しんでいただけましたでしょうか♪
ブラインドは、ワインを当てることも大切ですが、先入観なくワインを楽しむ!!
そんなことをお伝えしたくて、やっている企画でもあります。
世界の素晴らしいワインを¥2200でお二つ楽しめますので、
ぜひ、飲みにいらしてくださいね。
Aoyamawinebase では、常に世界の108種類のグラスワインが60mlから楽しめます。
ぜひ、世界のワインの個性を飲みにいらしてくださいね。
では、また来週お会いしましょう♪
(文:こういちろう)