毎週末開催! Aoyama Wine Base ブラインドテイスティング開催!! ~第49回 解答&コメント〜
2 glass/¥2,200(税込)
(第49回のみ 4glass となっています)
使用グラス:ISOグラス
【第49回開催日】 10/18(金)~ 10/20(日)開催
【結果発表】 日曜の21時以降、Instagramにて発表
【優勝者得点】 最高得点者1名様は!
次回ブラインドテイスティング参加無料
ゲーム感覚でお気軽にお越しください♪
営業時間内でしたら何時でもOKです。
※ニックネームでもご参加いただけます (^^
第49回は吉原がフランス出張中のため、代わりに相川が出題しております!
考えすぎず、純粋にブラインドを楽しんでください!
【第49回 出題ワイン】
①白ワイン
Muscadet Sevre et Maine sur Lie Vieilles Vignes(Bernard et Dominique Martin)
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュールリー VV (ベルナール・エ・ドミニク・マルタン)
国:フランス ロワール
VT:2022
品種:ミュスカデ
味わい:辛口
Alc:12%
参考価格:2,000円
初代は葡萄を売って生計を立てていましたが、
1952年にドメーヌを設立しました。
現在は3代目のドミニク・マルタンがワイン造りを行っています。
所有面積は35ha。土壌は片麻岩がメインです。
ミュスカデは1932年~1974年前後に植樹され、高い平均樹齢を誇ります。
②白ワイン
シャルドネAquarius (久住ワイナリー)
国:日本 大分
VT:2020
品種:シャルドネ
タイプ:辛口
ALC: 12.5%
参考価格:2,880円
久住連山の前に広がる葡萄畑で、
葡萄をひとつひとつ真心をこめ収穫した
日本のワイナリーの中でも数少ない100%自社農園産ワイン。
2005年から醸造をスタートし、飲食事業も展開。
壮大な景色と食とワインを楽しめる、日本有数のワイナリーとして
多くの観光客が訪れています。
③赤ワイン
Cabernet Sauvignon Napa Valley (Long Meadow Ranch)
カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー(ロング・メドウ・ランチ)
国:アメリカ カリフォルニア
VT:2017
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
タイプ:フルボディ
ALC: 13.5%
参考価格:12,300円
1989年にホール家によって設立されたロング・メドウ・ランチは、
ナパ・ヴァレーとアンダーソン・ヴァレーに3つのブドウ畑を所有し、
現在約60haに作付けが行われています。
ワイン生産にとどまらず、野菜・果物、オリーブオイル、
養蜂、養鶏、ハイランド種の牛や、羊といった畜産も手掛けており、
サステイナブルな循環型農業(フルサークル)を実現しています。
④赤ワイン
Rosso di Montalcino Campo di Marzo(Il Valentiano)
ロッソ・ディ・モンタルチーノ カンポ・ディ・マルツォ (イル・ヴァレンティアーノ)
国:イタリア トスカーナ
VT:2021
品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ
タイプ:フルボディ
ALC: 14.5%
参考価格:3,400円
イル・ヴァレンティアーノのワインは
クラシカルなスタイルを軸にしつつ、
程良くモダンなタッチも感じられ、
リリース直後からでも楽しめる柔らかく充実した味わいが魅力。
まだ若い生産者だが、デカンター誌の2009ヴィンテージの
ブルネッロのパネルテイスティングでは、
サルヴィオーニやチャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナに続き、
最高評価ワインのひとつにも選ばれた。
🏆優勝 佐藤航 様🏆
おめでとうございます!!
次回ブラインド参加無料となります!
さて!
第49回目のテイスティング結果と筆者感想です!
(筆者もブラインド参加 ※順位にはいれてません)
①白ワイン
外観は明るいレモンイエロー。
柑橘系のが強く、白桃や花の香り。
甘味が強く、旨味が伴った苦味が余韻へと続く。
果実感が強いせいか酸味はあまり強く感じない。
旨味があり、苦味も伴うとなれば、、、
ということでミュスカデにしました!
<正解>
フランス・ミュスカデ
今回は4種あるので上々の滑り出し!
シュールリーの特徴がよく現れており
お手本のようなミュスカデだったと思います!
皆さんの回答ではシャルドネが最も多く、
リースリング、ピノグリなど見受けられました!
<出題者より>
ニュートラルだったので、
シャブリや日本のシャルドネという声が一番多く、
ミュスカデと正解されている方が数名、
その他、リースリングやケルナー、ピノグリージョなどがありました。
また、甲州とよく間違われる品種とも言われてますが、
意外と甲州と書かれている方は少なかったです。
こちらのワインは、樹齢の高いぶどうを使用し、
かなり古い樽で樽発酵・樽熟成を行っています。
しっかりと熟したフルーツ、フレッシュさの中にも旨味が感じられるミュスカデでした。
②白ワイン
外観は透き通ったレモンイエロー(淡め)
抜栓の直後は還元的で少しくすんだ香り。
開いてくると柑橘系の香りがするが、
いかんせんまだ前述の香りが強い。
味わいもファーストアタックこそ強いものの
余韻は比較的短め。
上記2つは日本ワインに見られることが多いので
日本・甲州にしました。
<正解>
日本・シャルドネ
シャルドネ!?
が正直な感想です(笑)
こういったシャルドネを飲むたびに
本当に何にでも化ける品種なんだと改めて実感しますね。
皆さんの回答ではナイアガラやシュナンブランなど
ニュートラルな品種からリースリングなどのフレーバー系まで
幅広く見られました!
<出題者より>
発酵終了後オーク樽の中で
約5か月間のシュールリーをしたタイプのシャルドネ。
見事日本のシャルドネと当てている方は3割程度いらっしゃいました。
その次に多かったのが甲州、その他ナイアガラ、
ソーヴィニヨンブラン、リースリング、シュナンブラン、
シャスラなど、様々な解答がありました。
日本の白ワインによくみられる独特な香りがあり、
ナイアガラというのも個人的には分かります。
樽のニュアンスは控えめで、
フレッシュ感を楽しめる親しみやすいシャルドネでした。
③赤ワイン
明るいダークチェリーレッド。
黒果実系の香りと土、カシスの香り。
酸もしっかりとあるが、タンニンと果実味が強く
こちらの印象が強く残る。
一見、濃いワインだが余韻が長くエレガントな印象。
少し熟成したフランス・カベルネ・ソーヴィニヨン主体にしました!
<正解>
アメリカ・カベルネ・ソーヴィニヨン
アメリカだったー、、
最近、寒くなってきたこともあって
濃いアメリカワインしか飲んでいなかったのが仇になりました、、(泣)
皆さんの回答では4割ほどの方がカベルネ・ソーヴィニヨンにされていました!
<出題者より>
ロング・メドウ・ランチのカベルネでした!
ワイン生産にとどまらず、野菜・果物、オリーブオイル、
養蜂、養鶏、牛・羊といったの畜産も手掛けており、
サステイナブルな循環型農業をしているワイナリーです。
実際に今年現地を訪れてきましたが、
小高い丘の上に美しいぶどう畑が広がっていました。
一見パワフルなナパのカベルネソーヴィニヨンですが、
過熟などは避け、優雅さやバランスを大切にしており、
アルコール度数も13.5%と中程度におさえています。
4割程度の方がカベルネソーヴィニヨンと正解、
その他の解答は、ガルナッチャやテンプラニーリョ、
マルベック、カルメネール、サンジョヴェーゼなどなど様々でした。
④赤ワイン
外観は明るいダークチェリーレッド。
黒系果実の香りが支配的だが、要所要所に赤系(ラズベリー)が。
タンニンが強く、酸が非常に豊富。
この酸味はあの品種しかない!
ということでサンジョヴェーゼにしました!
<正解>
イタリア・サンジョヴェーゼ
国・品種ともに正解でした!
しかしキャンティと思ったのですが
ロッソ・ディ・モンタルチーノでしたね。
若いキャンティの酸味とよく似ていた気がしましたが
後ほど、キャンティを飲むと更に酸味が強かったです(笑)
皆さんの回答でも半数以上の方が正解されていました!
<出題者より>
畑は全てブルネッロに格付けされているため、
最終的にバレルテイスティングによってブルネッロとして
瓶詰めするのかロッソにするのかが決められるというワインです。
こちらは半数の方がイタリアのサンジョヴェーゼと正解していました。
その他の解答は、ネッビオーロ、アリアニコ、
ガルナッチャ、ジンファンデルなどなど様々でした。
イタリアのサンジョヴェーゼらしいドライハーブのニュアンス、
高い酸味、しっかりとしたタンニンが特徴でした。
さて!今回も楽しんでいただけましたでしょうか♪
ブラインドは、ワインを当てることも大切ですが、先入観なくワインを楽しむ!!
そんなことをお伝えしたくて、やっている企画でもあります。
世界の素晴らしいワインを¥2200でお二つ楽しめますので、
ぜひ、飲みにいらしてくださいね。
Aoyamawinebase では、常に世界の108種類のグラスワインが60mlから楽しめます。
ぜひ、世界のワインの個性を飲みにいらしてくださいね。
では、また来週お会いしましょう♪
(文:こういちろう)