108種類徹底解説 No.41 < カベルネ・フラン / ストラタス・ヴィンヤード(カナダ)>
Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!
今回はカナダ・オンタリオ州ナイアガラ半島より
『カベルネ・フラン』のご紹介です!
オンタリオ州といえば世界最大の水量を誇る
ナイアガラの滝があることでも有名!
豊かな水に恵まれた産地ではどんなワインが生み出されるのでしょうか。
詳しく解説していきたいと思います!
余談ですがナイアガラとは原住民の言葉で”水の雷”という意味らしいです。
かっこいいですね(笑)
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Cabernet Franc (Stratus Vineyards) 2019
カベルネフラン(ストラタス・ヴィンヤード)
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生産国:カナダ オンタリオ州
品種:カベルネフラン
ALC:13.3%
販売価格:¥7,205(税込)
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では最初にカナダのワイン事情について見ていきましょう!
カナダでワインが作られていることに意外に思われたかも知れません。
それもそのはず。
生産量は世界全体の0.3%と非常に少なく、国内消費が多いのも特徴。
日本で見る機会が少ないのにも納得ですね(泣)
そんな珍しいカナダワインですが
フランスのブルゴーニュやイタリア北部の銘醸地と同緯度に位置しており
昼間と夜の寒暖差も大きいためブドウ栽培には適した土地だと言われています!
さらに!
ヨーロッパに倣って、品質を守るためのルールもしっかりと決められており
VQAという独自の品質管理システムも設けています!
では次にオンタリオ州ナイアガラ地方の特徴について!
ナイアガラの滝で有名なナイアガラ地方は、
カナダで最も主要なワイン産地の一つに数えられます。
ブドウ畑はナイアガラ半島と呼ばれる一帯にあり、
オンタリオ湖の南岸に面する平野部から傾斜地に広がっています。
石灰岩を基にした混合土壌のため多様なテロワールを持っており、
様々な個性のある多品種のワインが造られています!
では次は気になる味わいについて!
特徴を外観・香り・味わいの
3つの項目に分けて見ていきたいと思います!
・外観
濃いめのルビー色。
縁にかけて明るくなり、フレッシュな印象。
・香り
赤果実(ラズベリー)の香りが主体でカシスの香りも少々。
他にもハーブ、スパイス、少しだが土っぽいニュアンスも感じられる。
・味わい
酸味が豊かで果実味とのバランスが良く飲みやすい。
タンニンも外観から想像していたよりも強く力強い。
余韻には少し苦味がありスッキリとしたフィニッシュへとつながる。
いかがでしょうか!
まとめると
若々しくフレッシュで、特に味わいのバランスに優れたワイン。
といったところですね!
バランスに優れているので
料理と合わせて楽しむのもいいと思います!
特にビーフシチューやラザニアなど
お肉とチーズを使った料理との相性が抜群。
これから寒くなる季節にもぴったりですね!
では最後に生産者であるストラタス・ヴィンヤーズについてご紹介します。
ストラタス ヴィンヤーズ(Stratus Vineyards)は、
カナダ・オンタリオ州ナイアガラ地方のワイン産地の中心、
ナイアガラ・オン・ザ・レイクに位置。
サステイナブルな醸造施設を備え、除草剤フリーでブドウを栽培、
ふんだんに人手をかけたハイクオリティワインを生み出すことで知られています。
ワインメーカーのグロー氏は、
ロワール渓谷出身のフランス人で、ボルドーとブルゴーニュでワイン造りをしていた醸造家。
過去オンタリオの年間最優秀ワインメーカーにも選出された実力派です。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
(文:こういちろう)