108種類徹底解説 No.35 < 108種類徹底解説 < シュペートブルグンダー/クロイツベルク(ドイツ)>
Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!
今回はドイツより『クロイツベルク』のご紹介です!
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Spätburgunder (Kreuzberg) 2022
シュペートブルグンダー (クロイツベルク)
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ドイツ アール
ブドウ:シュペートブルグンダー
赤ワイン ミディアムボディ
ALC: 12%
クロイツベルク醸造所は、赤ワインが著名な西ドイツ最北のワイン生産地のアール地方に所在しています。中心地の街、デルナウのブドウ畑は秋になると紅葉が美しく、ドイツ中から観光客が訪れます。
シュトラウスヴィルトシャフト(期間限定のワイン居酒屋)も経営しており、ワイン片手にツヴィーベルクーヘン(玉ねぎのピザ)を食べたり、ハイキングを楽しむことができます。
以前はアールワインの中心地デルナウに醸造所がありましたが、現在はデルナウから北に約20kmの街、メッケンハイムに醸造所があります。
2021年7月にアール地方で発生した洪水被害の影響で、一時的に移転しています。
(インポーターHPより)
【アールについて】
ドイツの北限で、4番目に小さい産地で、約18kmにわたって川沿いにブドウ畑が広がっています。
赤ワイン用ブドウ栽培が8割以上。
平野も広がっていますが、急こう配の畑からは、冷涼な気候も相まって、フルーティでエレガントなワインが生産されます。
2021年7月には、豪雨による大洪水でほぼすべての醸造所が水没し、深刻な被害となりました。。。
日本でも当時チャリティーが行われましたが、国内外から集まった復興資金により復興へと向かっています。
クロイツベルクの所有畑は、デヴォン紀の粘板岩からなる土壌が多く、渓谷に挟まれており、個々の畑で局所的気候が形成されやすいため、寒暖差の生まれやすい産地です。
【テクニカル・テイスティングコメント】
3億年以上前のデヴォン紀粘板岩土壌で育ったピノ・ノワールをドイツ伝統の1.000Lのオーク樽にて6か月熟成。
外観は、淡く鮮やかなルビーレッド。
ストロベリー、サクランボ、ラズベリーなどのフレッシュな赤系果実、フローラルでチャーミングな香り
。綺麗で高い酸味、ピュアな果実、柔らかな味わいがじんわりと口中に広がり、大変心地よいワインです♪
お料理は、さっぱりとした脂質の鴨生ハムやローストがおすすめ◎
優しく寄り添ってくれる味わいなので、和食にも幅広く合いそうです(^^♪
Glass ¥1,000/60cc ¥1,900/120cc
Bottle販売 ¥4,296(税込)
最後までご愛読ありがとうございました!
店頭でお待ちしております♪
(文:このみ)