108種類徹底解説 No.28 < マーガレット・リヴァー セミヨン(モスウッド)/オーストラリア>
Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!
今回はオーストラリアより
『モスウッド セミヨン』をご紹介します!
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Margaret River Semillon (Moss Wood)
マーガレット・リヴァー セミヨン (モスウッド) 2001
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国:オーストラリア 西オーストラリア マーガレットリヴァー
ブドウ:セミヨン
白ワイン 辛口
ALC:14.5%
西オーストラリア州マーガレット・リヴァーに位置し、
今⽇のオーストラリアを代表する銘醸地マーガレット・リヴァーで2番目に⻑い歴史を持つワイナリーです!!
1969年にブドウ園が植えられ、1973年に最初のヴィンテージがリリースされました。
現オーナーで醸造家でもあるキース・マグフォード氏は、南オーストラリアのアデレード大学ローズワーシー校で栽培・醸造を学び、1979年にモスウッドにアシスタント・ワインメーカーとして参画。
1984年に妻のクレアさんとともに、ワイナリー設⽴者のビル・パネル夫妻からモスウッドを引き継ぎ、1985年正式に所有権を取得しました。
以来、さらなるワインの品質向上に取り組み、今もなお栽培・醸造における様々な改良を続けています!
カベルネ・ソーヴィニヨンが一番有名かと思います(^^)
【マーガレット・リヴァー】
オーストラリアの中でも名高い、マーガレット・リヴァー。
南西部の端っこに位置します。
温暖な地中海性気候で、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのボルドー系品種やシャルドネが有名ですが、ソーヴィニヨン・ブランやセミヨンのブレンドなども多く造られています。
年間降雨量は多いですが秋冬に集中しており、生育期はほとんど雨は降りません。
モスウッドは、⼟壌・気候など諸条件がブドウ栽培に最も適しているとされる北部ウィルヤブラップ(サブ・リージョン)にヴィンヤードとワイナリーを擁し、設⽴当初よりプレミアムワインに特化したワイナリーとして、高品質のワイン造りを目指してきました。
テイスティングコメント:
現在は、スクリューキャップに切り替わってますが、貴重なコルクの時代の熟成セミヨン。
外観は、輝きのある黄金色。
熟した黄色いフルーツやトロピカルフルーツ、かりん、黄桃、はちみつ、金木犀、ヴァニラ、バターなどの多様な香り。
熟成によりまろやかなでリッチ、複雑な味わいに仕上がっています。
ふわっと鼻に抜けるヴァニラの香りがたまりません。。。
酸味もしっかりあるので、まだ熟成もできそうです。
アルコールは14.5%ありますが、時が経ち、より柔らかく感じられ、非常に長い余韻がお楽しみいただけます!
ヴィンテージ的にも良好な2001年の熟成セミヨン。
ぜひお試しください!!
Glass ¥1,400/60cc ¥2,700/120cc
Bottle購入 ¥7,774(税込)
限定数本となっております!
☆古酒なので、ボトル差があるかとは思いますが、それも古酒の醍醐味として楽しんでいただけると幸いです(^^)/
本日もご愛読ありがとうございました♪
(文:このみ)