108種類徹底解説 No.19 <キャンティ・クラシコ リゼルヴァ / ブランカイア(イタリア)>

earth to glassにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!

今回はからイタリアから
『キャンティ・クラシコ リゼルヴァ』をご紹介します!
イタリアワインの代名詞的な存在のキャンティ・クラシコですが
奥が深いのも魅力のひとつですね!
くどくならない程度に深掘りしていくので是非とも最後までお付き合いください!

また7月20日から始まるソムリエ試験でも必須とも言える範囲!
おさらい程度にサラッと目を通しておくのも良いかもです!

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Chianti Classico Roserve (Brancaia)
キャンティ・クラシコ リゼルヴァ(ブランカイア)

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生産国:イタリア トスカーナ
品種:サンジョヴェーゼ
ALC:13.5%
販売価格:¥5,625(税込)


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コンビニでは¥800くらいでも手に入ってしまう
キャンティですが、それに比べると少し高く感じますね(笑)

さて、今回のキャンティは”クラシコ”がついていますが、
この”クラシコ”の有無で違うところは、、、
ズバリ!サンジョヴェーゼの割合と、ブレンドするブドウの割合の違いです!

・キャンティ → サンジョヴェーゼ70% 白ブドウ10%以内、黒ブドウ15%以内
・キャンティ・クラシコ → サンジョヴェーゼ種80%以上、その他は黒ブドウのみ

またキャンティ・クラシコは
”伝統的な地域で栽培されてぶどうのみを使用する”というルールもあります!

そして今回ご紹介のキャンティ・クラシコ。
最後に『リゼルヴァ』とついています!
これこそがキャンティ地域の最高品質であることの証!
熟成期間は最低でも2年と定められており、手間も時間も費やされています。




気になる味わいですが、、、
次の3つの特徴があります!

①黒果実系の香りが強い。
→ブラックチェリーなどの香りが特徴的。色も濃い!

②豊かな果実味としっかりとしたタンニン。
→サンジョヴェーゼの特徴をしっかりと表現!

③少し土っぽいニュアンス。
→ボルドーの左岸とまではいかないが土のニュアンス。


よくコンビニのキャンティと何が違うのか?
とのご質問をいただきますが、
果実味の豊かさや香りの強弱で見分けることができると思います!


香り味わいともにパワフルなワインなので
お肉料理には抜群に合いますね!
また、イタリアは美食の国!
カジュアルなイタリアンに持ち込んでみると思いもよらぬ
マリアージュに出会えるかも!?





では最後に生産者『ブランカイア』についてご説明します。

1981年にスイス在住の
ブリジット&ブルーノ夫妻が
カステッリーナ・イン・キャンティの「ブランカイア」と呼ばれていた畑を購入。
その後わずか2年でキャンティ・クラシコを生産し、
国際的に知られることとなるシンデレラ・ワイナリーです。

エノロゴにはキャンティクラシコの第一人者、
カルロ・フェッリーニを迎えており、
1998年には娘のバーバラが醸造に全面的に参加しています。
現在ではトスカーナを代表するワイナリーであり、
国際的な評価も高く、世界中での人気を得ています。




今回は以上となります!


最後までお読みいただきありがとうございました!

(文:こういちろう)

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