サンジョベーゼ・オリンピック 最高のサンジョベーゼを決める(1)
皆さん、こんにちは! Aoyama Wine Baseのフィゴーニです
10月の二週目に最高のサンジョベーゼを決めるオリンピックを実施しました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました!!
下の写真は、フィゴーニの手作り感満載のトスカーナの地図です。
赤に囲まれた地域がトスカーナ地方、青い枠がキアンティ、紫がルフィーナ、緑がモンタルチーノ、そしてオレンジがモンテクッコです。
それぞれ気候、土壌やワイン作りが異なるため、同じ品種であっても異なるスタイルのワインが作られます。google earthの地図を見るだけで沢山情報が読み取れますよ!
さて、結果発表といきたい所ですが、初めに今回この企画に至った経緯を簡単にお伝えします。(結果は次回のブログにて発表致します!)
理由は大きく2つあります。
- Aoyama Wine Baseの108本のワインを選ぶ一環。
- Aoyama Wine Baseらしく"遊ぶ”。
一つ目の理由の108本のワインを選ぶは、Aoyama Wine Baseでは沢山の商材を満遍なく揃えるのではなく、世界各国から厳選した「最高の108本」を一本一本丁寧に販売するスタイルからきます。そのため、それぞれのワインが美味しいだけでは駄目で、スタッフとお客様が選ぶ最高のワインでなければいけませんし、一本一本しっかりと吟味して選んでいくスタンスです。最高のワインを選ぶという意味でオリンピック形式の試飲会は大変面白そうだなぁと考え今回の企画に至りました。
最高とは?
最高とは様々な定義が可能かと思います。
今回、最高を最も品質が高いor 最も好みのワインというように定義させていただきました。プロでしたら品質で評価が可能かもしれませんが、一般の消費者は直感的に美味しいと思うものを選ぶはずと考えたため、どちらのアプローチも必要である事は間違いでしょう。
では、なぜサンジョベーゼに限定したのか?
ワインを語る上でイタリアは欠かせません。またイタリアを語る上でトスカーナ地方のサンジョベーゼとピエモンテ地方のネッビオーロは外せないです。すなわち、サンジョベーゼは今後、Aoyama Wine Baseの主力になる必要不可欠な商材である事は間違いないです!後、単純にここ数年スタッフのフィゴーニがサンジョベーゼを好んで沢山飲んでいたため、馴染みがあったからという点も他の品種でなくサンジョベーゼに拘った理由でもあります。
15種類の飲み比べ?
今回は15種類のサンジョベーゼを18名の方にご試飲いただきました。キアンティ、ルフィーナ、モンテクッコが合わせて9種類。それとブルネッロ(⇨高級サンジョベーゼ)6種類です。本当は100種類くらいで比較試飲を行いところですが、今回はフィゴーニが厳選した(一般的に評価、点数の高いワイン)ワインに限定しました。
銘柄は以下の写真です↓
拘りポイント
もう一つの拘りポイントがサンジョベーゼ100%あるいはカナイオーロやコロリーノなどの土着の品種のブレンドに限定した点です。イタリアワイン業界で著名なイアン・ダガータさんによると、メルロやカベルネ・ソーヴィニオンは少しでも(5%)ブレンドに含まれると、それら品種のキャラクターに支配されてしまうようです。確かに、サンジョベーゼの繊細さは国際品種で染まってしまうように思います。それに比べて土着の品種は繊細なため、サンジョベーゼの良さを活かす特徴があると言われています。今回は"最高のサンジョベーゼ”を選んでいただくという観点で国際品種が入っていないワインに限定させていただきました。
Aoyama Wine Baseの当初のコンセプト、「大人がワインで遊ぶ空間」を実現するためです。
スタッフもお客様も本気でワインで遊ぶってなんだか面白くてワクワクしませんか!?丁度、東京オリンピックも相まったのとアメリカのワイン系youtuberが同じような企画を行なっていたため、Aoyama Wine Baseでも真似してみようと考えました! ただ飲み比べて、楽しかった、終わりでも良いですが、折角なので真剣に飲んで一番美味しいものを決めるという競争観念のある試飲会はあるようで無いなぁ〜と思い、やってみようと思いました。
実際の手順↓
初めにブラインドで9種類のキアンティ、ルフィーナ、モンテクッコ(ボトル価格は3000円〜7000円)を比較試飲していただきトップ3の銘柄に金メダル、銀メダル、銅メダルを決めていいただきました。その後にブルネッロ6種類(ボトル価格は7000円〜25000円)の比較をしていただき、同じように金、銀、銅を決めていただきました。そして、銘柄を発表するという流れです。
という事で次回は結果発表を行います!
お楽しみにお待ちください!