~Dom Perignon Tasting~@Aoyama Wine Base 2022/6/18

みなさん こんにちは!

Aoyama Wine Baseスタッフの このみ です(・∀・)☆

今回は、先日行われたドンペリの会について振り返ってみようと思います!



ドン・ペリニヨンについての歴史や功績などは、先輩がブログを書いていたので、ぜひこちらをご覧ください♪




今回は6種類の飲み比べでしたー!!




①2008 Dom Perignon


※以下、点線内は、ドン・ペリニヨン公式HPより引用(当時のテイスティング・ノート)↓

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気候:2008年は、どんよりと雲に覆われた日が多く、好天に恵まれ続けた10年間の中では極めて異例の天候。 春・夏ともに日照不足と低気温に見舞われましたが、例年より遅く9月の気候が奇跡的にもヴィンテージを救います。

9月15日に葡萄の収穫が始まった頃には、晴天と北/北東の風が続き、最終的に完璧なコンディションに。 好転した気候の恩恵を生かすため、摘み取り作業は長期間に渡って行われました。 葡萄の熟成度は予想をはるかに超え、未だかつてない高い水準のバランスが取れた健全なワインとなりました。

香り:複雑に明るく輝くブーケに、白い花々、柑橘類、核果(種を持つフルーツ)が混じり合います。爽やかなアニスとすりつぶしたミントが全体を活き活きとさせ、吸い込んだ芳香の中に、スパイス、ウッディー、ローストの香りが広がります。

味わい:骨格がしっかりしていて、パワーとフィネスを兼ね備えた堂々たる姿。

2008年ヴィンテージに期待された清々しい酸味、無駄のないシンプルさ、そして純然たる香りに加え、ドン ペリニヨンは深みや密度、そして複雑さが加わります。
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スタッフコメント:

輝かしい透明感のある若々しい色合い。

評価の高いドンペリ’08。もちろん第一の飲み頃を迎えてリリースされていて十分美味しいですが、他のヴィンテージと比べて飲むと、より一層若々しさが目立ちました!

泡立ちはきめ細かく持続的でしっかりと長期瓶内熟成をした印象。

ドンペリらしいビスケットやイーストのニュアンスを感じ、酸味はどちらかというと穏やかで余韻は長い。 硬水のようなミネラル感があり若々しく男らしいどっしりとした飲みごたえのある味わい。

飲み頃はまだまだ先になりそうですね。

長期熟成が期待できそうです!!



②2008 Dom Perignon Lenny Kravits Model

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ドン・ペリニヨンのクリエイティブディレクター  レニー・クラヴィッツ氏が、アイコニックなメゾンのボトルを再デザイン。 アイコンシールド全体にメタルを打ち込み、不変で現代的なたたずまいにあふれたパティナ(経時変化)を演出しています。

テイスティングノート:ゆっくりと時間をかけて最後に葡萄の味が広がるヴィンテージは、香りと味わいが全体的にまとまっています。 すらりと引き締まり、洗練されながらも、エネルギーに満ちあふれ、しっかりとした骨格が情熱的に姿を現し、葡萄が華やかで堂々たる存在感を放ちます。

ヴィンテージを特徴づける酸味が、ここでは見事に一体化しています。

優れた芳香とともに、ほんのりスモーキーな深い味わいが口の中に長い余韻を残します。

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スタッフコメント:

通常の2008年ものとレニー、一応中身は同じとされていますが、比較テイスティングしてみると、やはり何かが違う・・・。

若干、ノーマルより黄金色。

ほのかにオレンジ。ノーマルより熟成しているパレット。

こちらもドンペリらしい香ばしさがある。

どちらかといえばミネラルは、穏やかで酸がキリッとしいていてこちらの方がすっきりとしている。

既に良い熟成を迎えていて飲み頃に入ってきている印象。

アーティストとのコラボは優良年にのみ発売されるため、レニーのほうがより良いキュヴェを使っているという都市伝説的なのも聞いたことがありますが・・・

それは謎に包まれています・・・。


③2000 Dom Perignon

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気候: 2000年は暖かい年であったが、7月の気温は平年よりは涼しく、度重なる嵐が相当な量の雨と雹をもたらしました。 初期のテイスティングでは、収穫したシャルドネの葡萄は豊潤でふくよかで複雑。

ピノ・ノワールの収穫は、しっかりと長期にかけて行われました。

香り :フレッシュ、透明感、シャープ、これらの最初に現れる香りは、水中の植物を思わせるような独特な側面を垣間見せます。そこに、ホワイトペッパーとくちなしのほのかな香りが加わります。

そしてワインの柔らかさとまろやかな熟成感がさらに広がり、ピート香がアクセントとして加わります。

味わい: 口に含むと、強く弾けるようなアタックの後に、まるで植物のつたが巻きつくような感覚で、官能的な豊かさが熟成していきます。甘草とドライジンジャーの風味が、フルーツ(洋ナシとマンゴー)の果肉というより、その触感のある表皮に滑り込んでいるかのようです。最後の味わいはゆっくりと続き、口の中で静かに広がり、熟して、落ち着きます。決して揺らぐことのないワインの完全性が、言葉で言い表せないような魅力を更に高めています。

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スタッフコメント:

雨が多かった年。みずみずしく、酸は穏やか。

リリースの違いからか、やはりこちらのほうが旅をしているボトルなので素晴らしい香りと華やかさを感じるが、やはりP2と比べるとコンパクトな印象。

色合いは、少し黄金がかってくるが、まだまだ明るい若々しい印象。

泡立ちはまだしっかりとしていてこちらもきめ細かい。

ドンペリの力強いあのイメージというよりかは、繊細で落ち着きがあり、全体が馴染んできている印象。

22年の熟成により柔らかく身体に染み渡ってくる・・・

今まさに飲み頃を迎えているのかなー。

これを弱いととらえる人もいるだろうけれど、個人的にはこれくらい優しいほうがタイプだなぁ。



④2000 Dom Perignon P2 Plenitude

きたーーー!! P2!!!

P2ってなかなかやっぱり飲む機会が少なく、テンションもあがりますね。


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プレニチュード 2は、新たな高みへと引き上げられたドン ペリニヨンの“第二の生命”です。

16年以上もの熟成期間を経て、エネルギーの拡大はピークに達し、ドン ペリニヨンは本質を成す燦然たるバイタリティの頂点、二度目の「プレニチュード」の境地へとのぼりつめます。

新たな高みに達したドン ペリニヨンは、あらゆる次元にわたってさらなる拡がりを見せ、さらに広く、さらに深く、さらに長く、さらに力強く ― そして、新たな寿命を吹き込みます。

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スタッフコメント:

外観の印象は、ノーマルと同じだが、飲んでみるとそのスケール感に驚く。

これだけ長い熟成をするとこうも複雑になるのか。。

口の中にワインが広がり、その力強さが余韻に長く残り、奥行きに驚かされる。

数えきれないほどの味の要素が凝縮して濃密な味わいに。

優しいノーマルの2000年とは打って変わって、もう違うヴィンテージだと思わせられる、

なんともグラマラスなワイン。

味わいはこなれているが、まだまだ若々しさもあり、さらなる向上が期待できる作品。








⑤1976 Dom Perignon

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気候:この年は例年になく乾燥した気候で、気象条件は一年を通して激しく移り変わりました。 開花は早く、夏の猛暑のために、通常、開花から収穫まで100日間かかるところが、84日間に短縮されました。

葡萄の収穫は9月1日に始まりました。熟成度が非常に高い葡萄が収穫でき、卓越した品質のワインが作られました。

VT: 暑さの夏 1976が記憶に残っています。今年は目立たないようにスタートし、芽出しや花付けも順調でした。その後、長く暑い日が続き、9月まで大干ばつに見舞われました。9月に入って雨が降り、ブドウが膨らんできました。シャンパーニュ地方の北部やコート・デ・バーでは、非常に熟したブドウを収穫することができました。熟度が高いにもかかわらず、酸味が不足していない。基本的なワイン、そして後にはシャンパンも、非常に複雑で多面的であると同時に、素晴らしくバランスが取れていて、フィネスに溢れていました。エクセレント・ヴィンテージ・シャンパンは、非常に寿命の長いシャンパンが生まれました。


テイスティングノート (1983年9月23日 ドミニク・フロン):

薄い色合いが美しく、きめ細かな豊かな泡立ち。

香り: 芳醇なフルーティな香り。レーズンとピーチの香りが強く感じられます。

味わい: しっかりとした味わいで、コクがありながらも控えめな、わずかに酸味がある。

濃厚でスパイシーな料理によく合う、力強いワイン。

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スタッフコメント:

あまり泡は残っていないという先入観があったが、まだ泡立ちを残し若々しい。

色合いは、完全に黄金色になり、カラメルナッツやコンポートを連想させられる上品なデザート。

そんな甘い香りに包みこまれ口に運ぶと、まだまだ生命力を残した泡が。

勢いよくはじけるのではなく、舌の上でとろけるようにはじけてゆく、なんとも心地よい。

暑い年だった76年。よく熟したブドウは、芳醇でまろやか。

酸は控えめだが、感じられる。期待通りの長命。

旨味に溢れ、うっとりするような大変すばらしい状態でした。




⑥1966 Dom Perignon

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収穫は9月22日に始まり、好天の下で完璧な状態の葡萄が収穫できました。

VT: 1966 は、ピノ・ノワールのブドウも十分に熟し、長寿命のシャンパンを生み出しました。

多くのヴィンテージ・シャンパンが生産され、ロングライフが期待されました。

テイスティングノート(1993年2月17日 ドミニク・フロン) :

"葡萄の味がしっかりとする、非常に力強く、ウッドを思わせるワイン。

ミネラル感とスモーキーなノートが特徴。 口に含むと、バニラとジンジャーブレッド、ドライアプリコットが混じり合い、心地よくまろやかな長い余韻を残します。”  

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スタッフコメント:黄金というよりは、琥珀色。

泡立ちは、もうすでに優しくなり、口に含むと少し ぴちぴちとはじける。

こちらも暖かい年で、評価の高い年だが、とてもコクのある76年と比べると可憐な味わい。

すでに飲み頃のピークを迎えている印象で、この一本だけは、シャンパーニュというよりかは、熟成した白ワインという感じになっていた。




ドンペリは、熟成するとタンニン、酸、アルコールが穏やかになり、よりイースティな印象を感じさせる。

まさに大人のブリオッシュ。


やはり1976 Dom Perignon ですかね!

個人的にも76 はまさに熟成シャンパーニュの醍醐味を感じられる1本でした。



今回は新規のお客様もたくさん参加してくださって、とっても嬉しかったです。

ありがとうございました!!

次回のワイン会は、、、

【7月16日(土)ボンヌ・マールと僕らは、ひとつだった・・・。】



【7月22日(金)よりスタート ニコラ・ジョリー垂直!!】





【8月13日(土) ワイン会 ~熟成からくるロゼ・シャンパーニュの美しさ】




ぜひご予約お待ちしております!!

では、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました(・ω・)ノ

(文:このみ)

















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