WSET Diploma合格しました!次はマスターオブワイン!
Aoyama Wine Baseのフィゴーニです。
Aoyama Wine BaseにもDiploma保持者が誕生しました。
2020年1月から受講を始めた、ロンドンに本拠地をおく世界最大のワイン資格のレベル4に無事合格することができました。
ワインの学習を始めたのが2018年、まだまだ知識と経験値共に浅いですが、一つ大きな目標にしていた資格に合格する事ができた事が素直にとても嬉しいです。
支えてくれた家族、同僚、友人や勉強仲間には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます!!
ここまで来れたのは、個人の力ではどう考えても不可能でした。今の自分があるのは周りの支えがあったからこそ、その事を忘れず、常に感謝の気持ちを持って、これからもワイン道に励もうと思います。
僕にとってWSETのDiplomaは何か?
過去の話
ワインの勉強を始めるずっと前から、人生で何か一つの事を極めたいという思いがありました。そして、高校を卒業してからはその何かを探す旅だったような気がします(高校生までは野球選手になりたいと思っていました!!)。
大学には行きましたが、正直どこの学部で何を学びたいのか、将来にどう繋げていきたいのかというイメージや将来像は全くありませんでした。好きな子のおしりをずっと追いかけていた記憶しかないです 笑
そして、あっという間に就職。
ここでもやはり、どう生きていきたいのか、何を生き甲斐に頑張れば良いのかわからず、ITの会社に就職を決めました。
その職場を選んだ理由は2つ。
給料面の待遇が良いから、それと、今風の働きやすそうな会社だからです。
やりたい事がないから、条件面の良さで決めました。入ったらなんとかなるだろうと、いつも通りの楽観思考です(笑)。
しかし、確かに給料もよく働きやすい職場でしたが、実際は忙殺とストレスの日々に次第に耐えられなくなりました。
IT関連のシステムの理解、プログラミング、問題解決、そしてスピード感についていくのが厳しく、興味を見出す事もできずに、自分でも思った成果を出せずに苦悩してた事が思い出されます。
次第に自分が何のために働いているのか分からなくなってしまい途方にくれていたところ、
たまたま出会ったのがワインでした。
伊勢丹のイタリアワインのイベントで足を運んだVino Hayashiさんのブースで飲んだイタリアワインが大変美味しく、
直ぐに、林さんのイタリアワインの通信講座に申し込みをしました。
12ヶ月分を申し込むと、2本のワインと丁寧に作られた冊子が毎月送られてくる豪華なものです。
冊子には、作り手や産地の情報、味わいや香りの特徴、マリアージュ、文化や歴史など、ワインの初心者が読んでも楽しめる非常に引き込まれる内容でした。
そして、
気づいたら、ワインを飲みながら勉強する事が僕のストレスフルな人生の中で最高の楽しみ、娯楽の時間になっていました。
次第にワインをもっと勉強したい、知りたいという好奇心が増大していきました。
より本格的に勉強したいと思い、仕事も辞め(笑)ワインスクールに通い始めました。
勉強すればするほど楽しさが増して行き、
こんな事をいつまでも続けたい、好きな事をやって生きたいという気持ちがより一層強くなり、
好きな事を極めたいという気持ちも同時に芽生えていました。
ようやく、人生でやりたい事、極めたい事、夢中になれる事が鮮明に分かったのです。
その時からワイン一筋。
今後の話
そして、極めるなら徹底的にやりたい!
その時に目標に掲げたのがマスターオブワインと呼ばれるワインの最高難関の試験です。
率直に、マスターオブワインになってどうしたいっていう具体的な目標は今でもないのですが、
経済的に不自由がない生活をしたいという気持ちがあるという事も事実ありますが、
それよりも、自分の限界を試したいという気持ちの方が強い気がします。
後、名刺にMWって名前の後に付けられるのもカッコいい!!笑
マスターオブワインになるためには、WSETのDiplomaの資格(もしくは同等の資格や学位)が必須で、
必然的にDiplomaを取る事が自分の中でその瞬間に決定しました。
その決意から4年が経過した所で、ようやく取得することができました。
ノンストップ、勉強に費やした4年間、一切の悔いなし!
しかし、まだ序盤戦、これからが本当の意味での本番。
例えるなら、ワインエキスパート試験が大学の学部卒業するための試験だと仮定すると、
ディプロマは修士号(2年程で取得できるため)、マスターオブワインは博士号(専門分野を研究して極める)という感じではないでしょうか!?
(※修士号も博士号も取ってないのでわからないで、想像でしかないです!)
そして、気になるMW取得までの期間。。。なんと、平均7年かかると言われています!!OMG
その期間ずっと高いモチベーションを維持し続ける事は極めて難しい。。。むしろ、それが出来るのは天性的な要素が必要かもしれないと個人的に思ったりします。
仕事も家庭も両立させながら、勉強のモチベーションを維持し続ける事は誰にでもできるものではないですし、実際に金銭的な理由を含めて挫折した人も沢山いると聞いています。
取れる人とそうでない人の違いってなんなんだろぉ〜とよく考えたりします。
元々のIQなのか、ハングリー精神やモチベーションなのか、お金なのか、時間なのか、、、おそらく複合的な要因のように思います。
取れる保証のない資格を7年間、必死に頑張っても、取ったところで経済的な保証も一切無いって、
MWを受ける人は何につきうごされているのだろうと思ったりします (笑)。
はっきり言って、自分にも取れるかどうか分かりません。
しかし、やらずにはいられない。やらないで後悔するくらいなら、思い切ってトライしたほうが良い、
それが自分が好きな事なら尚更。
長くなりましたが
引き続き、仕事も学業も頑張ります。応援よろしくお願いします。
最後に、
ワインについて、ディプロマについて、フィゴーニについて (笑)ご興味のある方は Aoyama Wine Baseに遊びにきてくださいね。
また、今年の10月にキャプラン ワインアカデミーでWSETレベル2の講師も務めます。
ご興味のある方は是非、受講をお待ちしています!
後、WSET特化の勉強会やワイン会も承れますので、お気楽にご相談くださいね。