毎週末開催! Aoyama Wine Base ブラインドテイスティング開催!!　～第5６回　解答＆コメント〜

2 glass/￥2,200(税込)

使用グラス：ISOグラス

【第5６回開催日】 1２/６(金)～８(日)開催
　

【結果発表】 日曜の21時以降、Instagramにて発表

【優勝者得点】 最高得点者１名様は！
次回ブラインドテイスティング参加無料

ゲーム感覚でお気軽にお越しください♪

営業時間内でしたら何時でもOKです。

※ニックネームでもご参加いただけます (^^

☆日本一ねじ曲がったソムリエ・エクセレンスが出題ｗ

考えすぎず、純粋にブラインドを楽しんでください！

①白ワイン

Sato Riesling（Sato Wines）

国：ニュージーランド　セントラル・オタゴ
VT：2023
品種：リースリング
味わい：辛口
Alc:11.４%
参考価格：5,500円















②赤ワイン

Chassagne Montrache（Domaine M.C. Derats-Dumay）

シャサーニュ・モンラッシェ

国：フランス　ブルゴーニュ
VT：1991
品種：ピノ・ノワール
タイプ：ミディアムボディ
Alc:13%
参考価格：30,000円

🏆優勝　 おっきいさより 様🏆
おめでとうございます❗️
次回、参加無料となります🎉

①白ワイン
＜ティスティングコメント＞

香りの第一印象はよく熟した蜜リンゴの香りが感じられます。
ニューワールドのRieslingにありがちな若いうちからのペトロールの香りは感じられず新鮮なフルーツ(洋梨)の香りが感じられるワインです。
クリーンだが少しナチュラルな印象を受けます。
味わいはRieslingの特徴である高い酸味は感じられますが、ドイツのような鋭い酸ではなく柔らかい印象を受けます。
どの産地とも異なるスタイルのSATOさんならではのRieslingであると思います。

＜出題者コメント＞

今回の白ワインは、収穫、醸造と関わらせていただいたヴィンテージ2023のニュージーランドのSato wines のリースリングでした。
こちら絶賛販売中です！

こちらリースリングとかかれてる方がなんと2名様だけで笑

ボルドーブラン、トロンテス、ケルナー、ミュラートゥルガウ、シュナンブラン、ガルガーネガ、ヴェルデホなどでした。

当てられていたのは、おっきいさよりさんと佐藤航さんでした。
すごい。

オセアニアに位置するので、通常のリースリングとは、異なり皮が紫外線により厚くなり、より肉厚でアロマティック。
酵母から来る独特の佐藤の香があります。
個人的には佐藤さんのところの酵母は、コンポタージュみたいな香りがあり、どのワインにも同じニュアンスがあると思います。
赤も然り。

酸味がしっかりとあり、アルコールは、穏やかでリースリングらしいほっとする味わいがあると個人的には思います。

佐藤さんより
2023年は全体的には暖かい年だったが、収穫前に気温が下がり始め、ジクジクした雨が4日に一度くらい降り、収穫の判断自体は難しかった。ただ、収穫期を通しても十分な積算日照量は確保でき、フルーツの熟度自体には全く問題がない一方、気温の低下によって酸がしっかり残ってくれ、仕上がったワインのバランスがよいのと、2021年に似た緊張感もあり、この辺がフレンドリーな仕上がりになった前年の2022年とは大きく異なる点かな。全体的には非常に満足にゆく、好きなヴィンテージになった。

とのことでした。

初めてしっかりとワイン作りに関わったヴィンテージで、僕自身もすごく印象に残ったヴィンテージです。

②赤ワイン
＜ティスティングコメント＞

香りの第一印象は繊細さはあるが力強い印象を受けます。
香りの特徴は
ドライレッドプラムやドライフラワー、腐葉土、落ち葉、木材、葉巻きの香り
飲むと強い酸味と滑らかでしっかりとしたテクスチャーが感じられ余韻が非常に長く素晴らしいワインです。

赤ワインは年末ということですごく良いものを出してみました。

¥2200で飲めるようなワインでは無いので、なかなか高いワインと想像できた方が少なく、こちらが高いワインと想像できた方は高得点が取れたと思います。

シャサーニュモンラッシェの赤なので、こちらもなかなか経験値がある方がおらず、ピノノワールと当てている方も少なかったです．

生産量が少ない上に現地にて飲まれてしまうのでなかなか飲めない貴重なワインです。

素晴らしく熟成し、贅肉が削げ落ち美しくて変貌したピノノワール。

枯葉、小梅、桜、桃、しその香り
タンニンも柔らかく複雑なワインでした。

ネビオーロ、サンジョベーゼ、シラー、メルロー、グルナッシュ、
グルナッシュがめちゃくちゃ多かったです。

熟成したグルナッシュは、色調は、変わらず濃く、どちらかというともっと香も強く甘みもあり、タンニンのざらつきも感じられます。

91年という柔らかいヴィンテージで、しっかりと酸が残っていたのもヒントでした。

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