108種類徹底解説 No.42 < トカイ・アスー 6プットニョス / ディズノク (ハンガリー)>

Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!

今回はハンガリーより世界3大貴腐ワインの一角、
『トカイ・アスー 6プットニョス』を紹介します!
”アスー”とは通常の方法で作られたベースワインに
貴腐ブドウを漬け込んで造られるトカイの伝統的なスタイル。
(”プットニョス”とは
「貴腐のブドウを入れた桶」を意味し、数字が高いほど糖度が高い)

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Tokaji Azsu 6 Puttonyos (Domaine Disznoko) 2011
トカイ アスー 6プットニョス(ディズノク)【500ml】

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ハンガリー トカイ
ブドウ:フルミント
白ワイン 甘口(貴腐ワイン)
500ml
ALC:12%

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では最初にハンガリーワインについて簡単におさらいしておきましょう!



かのフランス国王・ルイ14世(1638年ー1715年)が
『ワインの王様にして、王様のワイン』と称した逸話が残っているほど
古い歴史を持つトカイワイン。

原料となるブドウはフルミントが主体で、
ワインは甘口から辛口、スパークリングワインまで様々なタイプがあり
中でも貴腐ワインには歴史的に見ても高い評価を得ています。

気候は朝晩の気温差の大きい大陸性気候。
土壌は火山岩系土壌と黄土が中心に構成されています。

二つの川(ボドログ川とティサ川)が合流する
トカイ地方は秋の昼夜の寒暖差によって濃い霧が発生し、
その湿気によってブドウに貴腐菌がつきます。
このような特別な地形と気候が、
世界三大貴腐ワインの一つであるトカイワインを生み出しています。



では次は気になる味わいについて!
特徴を外観・香り・味わいの
3つの項目に分けて見ていきたいと思います!


・外観
透き通った琥珀色。(黄金色)
フレッシュな段階を過ぎ、良い熟成をしているといった印象。


・香り
アプリコット、ハチミツ、柑橘の香りが複雑に絡み合っており、
嗅ぐたびに違う香りを楽しめる。


・味わい
口当たりはドライフルーツのニュアンスが強く、
少量ではあるがキャラメルやバニラといったニュアンスも。


いかがでしょうか!
やはりトカイワインを含む貴腐ワインは
熟成を経た方がより一層、魅力的なワインになることを
改めて認識しました!






濃厚な甘さが特徴ですので
食前・食後酒としても活躍してくれますし
ブルーチーズなど王道のマリアージュでも楽しめること間違いなしです!




では最後に生産者であるディズノクついてご紹介します。

ドメーヌ・ディズノクは 1743年にハンガリー王室から
「特級ブドウ畑」に指定さんた東欧で最も輝しい歴史を持つ畑
として知られその南向きの斜面畑は高品質の
ブドウを生み出す優れた条件がそろっています。
1992年にAXAミレジム
(AXAのワイン事業を担うグループ企業)の
大規模な投資により最新の醸造施設が
作られよりいっそうの発展することに成功しました。




今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!


(文:こういちろう)

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