毎週末開催! Aoyama Wine Base ブラインドテイスティング開催!! ~第42回 解答&コメント〜
2 glass/¥2,200(税込)
使用グラス:ISOグラス
【第42回開催日】 8/29(金)~ 9/1(日)開催
【結果発表】 日曜の21時以降、Instagramにて発表
【優勝者得点】 最高得点者1名様は!
次回ブラインドテイスティング参加無料
ゲーム感覚でお気軽にお越しください♪
営業時間内でしたら何時でもOKです。
※ニックネームでもご参加いただけます (^^
☆日本一ねじ曲がったソムリエ・エクセレンスが出題w
考えすぎず、純粋にブラインドを楽しんでください!
【第42回 出題ワイン】
①白ワイン
La Ferme de Sato Schisteux (Sato Wines)2020
ラ・フェルム・ド・サトウ シストゥ (サトウ・ワインズ)
国:ニュージーランド セントラルオタゴ
VT:2020
品種:シュナンブラン
味わい:辛口
Alc: 11.8%
参考価格:6,492円
Sato Winesは、2009年、
日本人の佐藤さんご夫婦が、世界屈指のピノ・ノワールの銘醸地、
ニュージーランド、セントラルオタゴで始めたワイナリーです!
『優しくて、繊細でしなやか、
かつ滑らかな口当たりで飲み手を癒してくれるようなワインを
造りたい』という信念のもと、
オーガニックスタイルで栽培されたブドウを使用しています。
②赤ワイン
Turley Wine Cellars Zinfandel Tofanelli Vineyard
ターリー ジンファンデル トファネリ・ヴィンヤード
国:アメリカ カリフォルニア ナパヴァレー
VT:1996
品種:ジンアンデル
味わい:ミディアムボディ
Alc:15.9%
参考価格:20,000円
オーナーのラリー・ターリー氏は、
医者という職業の傍ら、カリフォルニアワイン界で
トップ醸造家の一人ジョン・ウィリアム氏と意気投合し
『フロッグス・リープ・ワイナリー』の共同経営を行っていました。
畑と葡萄の育成には非常にきめ細かな管理を行っており、
アメリカを代表するオーガニック推進団体
『California Certified Organic Farmers』に認定されています。
🏆優勝 佐藤 航 様🏆
おめでとうございます!!
次回ブラインド参加無料となります!
さて!
第42回目のテイスティング結果と筆者感想です!
(筆者もブラインド参加 ※順位にはいれてません)
①白ワイン
外観は濃いイエロー。
柑橘、青リンゴの香りに
コーンスターチ、若干だがインクのニュアンス。
酸味より果実味が優勢でフレッシュなワインから
少し熟成してきているような感じ。
少し前に同じのを飲んでいました(笑)
これは
サトウ・ワインズ シュナンブランですね!
<正解>
ニュージーランド シュナンブラン
ちょっとズルしたみたいになりましたが当たりました!
サトウさんのワインはコーンスターチのような香りが
特徴として出ていることが多いのかなと思います。
皆さんの回答ではリースリング、シャルドネなどが目立ちました!
<出題者より>
ニュージーランドは、冷涼なので、
シュナンブランを作る方はなかなかいらっしゃらないのですが、
シスト土壌を見つけた時にシュナンブランを作りたい!
ということで佐藤さんはシュナンブランを生産されています。
黒ブドウの全ての収穫が終わった後に収穫されるシュナンブラン。
収穫時もレモンを連想させられるシャープな酸がブドウには残っています。
手作業で収穫され、ボトリティスは、すべて取り除かれます。
シュナンブランは、ブドウの房の大きさがすごく大きくてびっくりします。
コンポタージュのような独特な香りがあり、一風変わったシュナンブランですごく表情豊かで面白い。
アルコール度数は11.8度と控えめで軽やかでチャーミングです。
予想以上にシュナンブランと書かれている方が多く驚きました。
その他、リースリング、シャルドネ、アルバニーリョ、ソーヴィニオンブランなどでした。
②赤ワイン
外観は縁がオレンジがかったルビー色。
ブラックベリーの香りが特徴的でかすかに土やシナモンも。
口に含んだ瞬間はほんのり甘く、長い余韻へと続いていく。
タンニンは強く、力強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンだとは思うけど
フランスにしては一口目が甘過ぎる、、
ということで
アメリカ カベルネ・ソーヴィニヨン主体にしました!
<正解>
アメリカ ジンファンデル
ジンファンデルだったー
ジンファンデルは重くて濃くて甘い
イメージがあったのですが熟成を経るとエレガント系に!
また一つ新しいジンファンデルを知ることができました!
皆さんの回答では
テンプラニーリョ、ピノ、ガメイ、グルナッシュ、シラーなど
色々な答えが目立ちました!
<出題者より>
こちら、古酒になりますので
AWB調べですと参考上代は20000円
テンプラニーリョ、ピノ、ガメイ、
グルナッシュ、シラー、コルヴィーナ、
サンジョベーゼなど様々な答えが出ておりましたが、
ジンファンデルと書かれてる方は、お一人のみでした。
お店の差別化ということで、
古酒を多くブラインドで出しておりますが、
やはり古酒になるとまた品種のキャラクターも変化して面白いですね。
ジンファンデルは、
ひたすら濃くて強いマッチョマンのイメージがあるかもしれませんが、
熟成するとまた表情を変えます。
アルコール度数が
15度あるのでやはりボリューム感はありますね。
温暖化がそこまで顕著ではないヴィンテージなので、
その中にもしっかりと酸が残り、
アルコールからくる甘さを程よく溶け込ませてくれている。
ブラックベリージャム、モカ、シナモン、
甘草、湿った土のようなニュアンスが感じられ余韻は長くハーブなどのニュアンスも。
ジンファンデルの古木に注目されている作り手さんで、
通常のジンファンデルとは、異なるワインを作っているのではないかなと思います。
さて!今回も楽しんでいただけましたでしょうか♪
ブラインドは、ワインを当てることも大切ですが、先入観なくワインを楽しむ!!
そんなことをお伝えしたくて、やっている企画でもあります。
世界の素晴らしいワインを¥2200でお二つ楽しめますので、
ぜひ、飲みにいらしてくださいね。
Aoyamawinebase では、常に世界の108種類のグラスワインが60mlから楽しめます。
ぜひ、世界のワインの個性を飲みにいらしてくださいね。
では、また来週お会いしましょう♪
(文:こういちろう)