108種類徹底解説 No.33 < ソーヴィニヨン・ブラン / スラ・ヴィンヤード (インド)>

Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!

今回はインドより
『ソーヴィニヨン・ブラン スラ・ヴィンヤード』のご紹介です!
まだまだ知名度が低いインドワイン。
しかしヨーロッパでは人気が着々と増しており
スラ・ヴィンヤードはその先頭を走り、インドワインを引っ張る存在でもあります!

ぜひ、最後までお付き合いください!




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Sauvignon Blanc (Sula Vineyards)
ソーヴィニヨン・ブラン(スラ・ヴィンヤード)

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生産国:インド ナシク
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
ALC:12.5%
販売価格:¥2,079(税込)

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では最初に、インドワインの概要を簡単におさらいしておきましょう!
インドのワイン造りの歴史は紀元前4世紀頃。(意外と長い歴史!)
19世紀に入ってからは禁酒令の影響で一時期は産業が停滞しますが、
近年は経済成長も伴いワインを嗜む層が急増。
産地は西部マハラシュトラ州の高地が中心でで
黒ブドウはシラーズやジンファンデル、
白ブドウはソーヴィニヨン・ブランやシュナン・ブランを
中心に育てられており、ヨーロッパを中心に人気を高めています!

↓中央付近にマハラシュトラ州。



インドワインの最大の特徴は、
なんといってもスパイシーなニュアンス!
食事でもよく使われる黒コショウなどのスパイス香に、
シナモンやハーブが加わり、
さらに唐辛子のようなニュアンスを感じられるものも!

今回、ご紹介のソーヴィニヨン・ブランも例に漏れず
インドワインの特徴を表しています!






次は気になる味わいについて触れていきたいと思います!
特徴は大きく3つ!


①青唐辛子の香り!
→ピーマンのニュアンスにスパイシーさが加わった正に青唐辛子!
温度が上がるとパッションフルーツのニュアンスも!


②キレのある酸味!
→ソーヴィニヨン・ブランらしいキレのある酸味は健在!


③余韻にスパイスのニュアンス!?
→意識して飲んだからか余韻に苦味と同時に少しスパイスのニュアンスが!?
これについては、是非とも飲んでいただいて感想が聞きたいです!(笑)



以上、簡単に味わいについてまとめてみました!
まだあまり知られていないインドワイン!
飲んだ経験があるだけでワイン通の仲間入り間違いなしです!


単体で飲むのもよし!
料理と合わせるなら、スパイスたっぷりのカレーもありですね!


では最後にスラ・ヴィンヤードについて簡単にご説明しておきます!

スラ・ヴィンヤーズは、
インド西部の都市ムンバイ(ボンベイ)から
180キロ北東に離れたナシクの町に位置。
海抜610メートルの高地にあるため、
スペインやカリフォルニアに似た気候を享受し、
ブドウ栽培にうってつけの土壌が広がる。
地質調査で、これに気が付いた創業者の
ラジーヴ・サマントは、ソノマの著名なワイン醸造家、
ケリー・ダムスキーをワイナリーの総コンサルタントに招聘。
1997年にソーヴィニヨン・ブランとシュナン・ブランを植樹し、
2000年に初めてワインが誕生。

今回は以上となります!
珍しいインドワイン、是非とも挑戦してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうござました!

(文:こういちろう)

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