108種類徹底解説 No.31 < コッリオ・ソーヴィニヨン ロンコ・デッレ・メーレ / ヴェニカ・エ・ヴェニカ(イタリア)>

Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!

今回はイタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリアより
『コッリオ・ソーヴィニヨン ロンコ・デッレ・メーレ』のご紹介です!
最近イタリアワインについて復習できてないなぁと思ったので
イタリアワインにフォーカスしてみました!(笑)
是非とも最後までお付き合いください!




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Collio Sauvignon “Ronco delle Mele”
(Venica & Venica)
コッリオ・ソーヴィニヨン ロンコ・デッレ・メーレ
(ヴェニカ・エ・ヴェニカ)

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イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
ブドウ:ソーヴィニヨン
ALC:13.5%
白ワイン 辛口
販売価格:¥7,365(税込)

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さてまずはフリウリ・ヴェネチア・ジューリアについて
簡単におさらいしておきましょう!

場所はここ↓
北はオーストリア、東にスロベニア
そして南にはアドリア海が広がっています。





フリウリは南のアドリア海から暖かい風が吹き込み
ブドウをより成熟させ
北のアルプス山脈からの冷気が夜の温度を一定まで下げることで、
ブドウの酸を保持するというまさに理想的産地です!

特に今回ご紹介するワインはDOCコッリオに認定されており
国内外からも高い評価を得ています!

さらに!
ポンカと呼ばれる泥灰土と砂岩の混ざる土壌が特徴的で、
水はけがよいのでブドウ栽培に適していて、
強いミネラル分をワインに与えます!
コッリオは冷涼な気候で、非常に優美な白ワインが生まれことでも知られています!

次に味わいについて!
特徴を2つ挙げさせていただきます!

①爽やかな香りと洋梨のニュアンス!
→第一印象はソーヴィニヨンブランらしい爽やかな香り!
時間が経つにつれ、洋梨や白桃のニュアンスも顔を出し
複雑な印象へと変化します!



②素晴らしいバランス!
たっぷりとした純粋な果実味と丸みのある酸、
グレープフルーツの皮のようなビターなニュアンスが余韻へと続きます!


ワイン単体でも十分にお楽しみいただけますが
せっかく食欲の秋が来るので
シンプルに秋刀魚の塩焼きと合わせてみたいですね!






では最後に生産者であるヴェニカ・エ・ヴェニカについて
ご紹介をして締めたいと思います!

1929年に「ダニエレ・ヴェニカ」が古いカンティーナと
周辺の畑を購入して始まった
90年の歴史を誇るイタリアを代表する白ワインの造り手。
『1度も資本が入る事なく家族経営が続けられ、
代々の当主が醸造を担当。』
現在はジャンニの息子ジャンカルロに引き継がれている。

『丘の最上部、ロンコ・デル・メーレ畑は
標高の低い暖かい区画から収穫し、
西斜面、北西斜面、斜面上部と4~5回に分けて収穫する』
醸造がシンプル極めてシンプルな手法のため
収穫するタイミングと選果が最も重要と考えている。
これは初代から変わらない考え方が今もなお、踏襲され続けている。



今回は以上となります!
最後までお読みいただきありがとうございました!


(文:こういちろう)


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