108種類徹底解説 No.27 < パゴド・ド・コス/シャトー・コス・デス・トゥルネル(フランス)>
Aoyama Wine Baseにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!
今回は初心に帰りフランスより
『パゴ・ド・コス』をご紹介します!
スーパーセカンド筆頭とも言われる
シャトー・コス・デス・トゥルネルのセカンドワイン!
サンテステフはボルドーの中でも比較的早飲みができる印象なので
今回ご紹介する2019年ヴィンテージは果たして!?
簡単な解説も交えながらご紹介していきたいと思います!
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Les Pagodes de Cos
レ・パゴド・ド・コス
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生産国:フランス ボルドー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン55%
メルロ 36%
カベルネ・フラン 5%
プティ・ヴェルド4%
ALC:13.5%
販売価格:¥9,343(税込)
これぞボルドーの強み!といったセパージュですね!
シャトー・コス・デス・トゥルネルは
サン・テステフの南端、古い言葉で
"砂利の丘"の意味の 「コス」という丘の上で、
ラフィット・ロスチャイルドを見下ろす絶好の立地にあります。
フランスではあまり見られない仏塔をモチーフにしたエチケットは
初代オーナーであるルイ・ガスパール氏がインドで大成功を収め、
自らの醸造所に仏塔を建立したことで現在に至るまで採用されています!
では次に味わいについて見ていきましょう!
味わいは一言で申し上げますと
『THE・サンテステフ』といったところでしょうか(笑)
サン・テステフらしいスパイス。
少し乳製品のような独特のアロマ。
強いタンニンが特徴的でありながら、質感はとても滑らか。
海に近い涼しい気候がもたらす、豊富な酸味。
ただ、2019年ということを考えると
長期熟成というよりは早飲みで楽しめるワインだとも言えます!
すでに香りや味わいにサンテステフの特徴が現れており
もしご自宅に『シャトー・コス・デス・トゥルネル 2019』が
セラーで眠っているのであれば飲み頃はいつか。
という予想にも役立ちそうです!
個人的には20年ほど熟成させて
赤身肉やラム、スパイスの効いた料理なんかと
合わせてみたいですね(笑)
今回は以上となります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
(文:こういちろう)