108種類徹底解説 No.15 <エルギン シャルドネ クローナル・セレクション / リチャード・カーショウ・ワインズ(南アフリカ)>
earth to glassにてお楽しみいただける
108種類のワインを徹底解説していきます!
今回は南アフリカから
『エルギン シャルドネ クローナル・セレクション』
のご紹介です!!
ワイン産地としては馴染みがあまりないかもしれませんが
なんと360年以上のワイン造りの歴史がある国なんです!
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Elgin Chardonnay Clonal Selection (Richard Kershaw Wines) 2018
エルギン シャルドネ クローナル・セレクション(リチャード・カーショウ・ワインズ)
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南アフリカ エルギン
ブドウ:シャルドネ100%
白ワイン 辛口
ALC:13%
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ところで、南アフリカを知るには
3つのキーワード↓が鍵。
なんてことを聞いたことはないでしょうか。
・伝統と革新の融合
(新しい品種などに寛大な国民性と規則)
・環境と人に配慮したワイン造り
(近代的かつ独自で環境に配慮した規則の制定)
・オールド・ワインプロジェクト
(古樹に対する熱心な保護)
特に3つ目は生まれ年のヴィンテージと探すより
生まれ年の”樹”を探す方が簡単。なんて言われたりもします(笑)
歴史もあり、近代的なアプローチも行う
まさにワイン産地の最先端とも言える南アフリカ。
気になるのは、その味。ですよね!
では前置きが長くなりましたが味わいにフォーカスしていきましょう!
今回ご紹介するエルギン・シャルドネの特徴は大きく2つ!
①凝縮感のある果実感と溌剌とした酸味
→どちらも突出せず、非常に良いバランス!
冷やすと酸味が、常温だと凝縮感が楽しめる。
②繊細な余韻
→柑橘や上品な樽の香りが素晴らしい余韻へと繋がる!
アルコール由来の余韻というよりも
凝縮した果実感からもたらされる余韻。
特に①は南アフリカワイン全体に言えることで
価格に関係なく、非常にバランスに優れたワインが多く、
全体的にレベルが高いのが南アフリカの特徴と言えますね!
②はエルギン・シャルドネの特徴と言えます!
上品なオークの香りは最近、高騰が著しい
ブルゴーニュ・シャルドネの代替としても活躍してくれます!
もうすでに夏が顔を覗かせている今日この頃、、、
最初は冷やして(5〜8℃)グイっと一杯!
そのあとは常温(13〜16℃)に自然と戻しながら
冷製パスタやしゃぶしゃぶなど
シンプルな味わいの料理と合わせるのがオススメです!
では最後にリチャード・カーショウ・ワインズついてご説明します!
南アフリカで初めてマスター・オブ・ワインを取得した
カーショウ氏によって西ケープ州、オーバーヴァーグ地区 エルギンで
2012年より始まったワイナリー。
標高が高く、海に隣接していることから、
冷たい霧の影響を受け一日を通して、
大きな寒暖差を生み出す 恵まれた気候 × 自身の持つ超越した経験と知識
から生み出されます。
そして、カーショウ氏によって選び抜かれた
クローンを細かく土壌に合わせ区画分けした畑で栽培。
こうして造られるワインは見事にテロワールを表現し、
世界中が注目する存在となっています!!
(すごい霧ですね、、)
今回は以上となります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
(文:こういちろう)