毎週末開催! Aoyama Wine Base ブラインドテイスティング開催!!~第31回 解答&コメント
2 glass/¥2,200(税込)
使用グラス:ISOグラス
【第31回開催日】 6/14(金)~ 6/16(日)開催
【結果発表】 日曜の21時以降、Instagramにて発表
【優勝者得点】 最高得点者1名様は!
次回ブラインドテイスティング参加無料
ゲーム感覚でお気軽にお越しください♪
営業時間内でしたら何時でもOKです。
※ニックネームでもご参加いただけます (^^
☆日本一ねじ曲がったソムリエ・エクセレンスが出題w
考えすぎず、純粋にブラインドを楽しんでください!
【第31回 出題ワイン】
①白ワイン
Tatomer Vandenberg Riesling Santa Barbara Countym
タトーマー ヴァンデンバーグ リースリング サンタ・バーバラ・カウンティ
国:アメリカ カリフォルニア
VT:2019
品種:リースリング
味わい:辛口
Alc: 13.5%
参考価格:6,050円
オーナー醸造家のグラハム・タトーマーは、
わずか 16 歳の時から地元サンタ・バーバラで
ワイナリーの仕事に携わり、カリフォルニアで最も古いとされる
サンタ・リタ・ヒルズの Lafond Vineyard の
リースリングの古樹に魅了されます。
カリフォルニアの冷涼な産地から造られるワインはどれも軽やかで、
フレーヴァーのニュアンスが豊かで、身が引き締まるような酸が特徴的です。
②赤ワイン
Julienas Lucien le Moine
ジュリエナ ルシアン・ル・モワンヌ
国:フランス ブルゴーニュ
VT:2021
品種:ガメイ
味わい:ミディアムボディ
Alc:13%
ブルゴーニュで燦然と
輝く銘醸畑のみを手掛けるルシアン・ル・モワンヌ。
各アペラシオンのワインを極少量のみ生産する
ミクロネゴシアンの先駆けとして、唯一無二の地位を確立しています。
北部に位置し、サン・タムールとシェナに挟まれた場所に位置します。
標高が高く斜面が厳しい地形が特徴的。
🏆優勝 OGA様🏆
おめでとうございます!!
次回ブラインド参加無料となります!
さて!
第31回目のテイスティング結果と筆者感想です!
(筆者もブラインド参加 ※順位にはいれてません)
①白ワイン
外観は澄んだイエローで若い印象を受ける。
蜜っぽいニュアンスと白い花、柑橘と香りが続く中で
若干だがペトロールを感じる。
甘味が強く、酸は比較的穏やかな印象。
(甘味の割には強いが、、)
ペトロールが取れたのでリースリングは確定!
冷涼な産地にしては酸が控えめだった、、、
ということでアメリカのリースリングにしました!
<正解>
アメリカ・リースリング
ドンピシャ!嬉しいですねー!
ただアメリカといってもNYかと思っていたので
95点くらいですね(笑)
密っぽさ、ペトロールまで捉えることができれば
正解へと辿り着けたのではと思います!
皆さんの回答ではイタリア系品種が目立っていました!
<出題者より>
リースリングと書かれている方は
意外と少なかったのですが、
個人的にはアルザスらしい、
りんごのコンポート、ジャスミンなどを
感じるリースリングらしい味わいでした。
アルコール基準値よりもアルコールを感じる作り方だったので、
イタリア品種を書かれている方も多かったです。
酸味があまりなく苦味が強い味わいでした。
ペトロールを感じ取れたか?
感じ取れてなかったかで答えは変わってきたのかな??
醸造学からのアプローチで考えると
リースリングは、皮が厚く、除こうがしづらいブドウです。
ということは、皮からの旨みや苦味が出てくるブドウなのかなと思います。
作り手のアプローチの仕方でかなり味わいに幅が出るブドウです。
やはり、リースリングを見分けるポイントとしては
リースリグ独特のペトロールを見つけることだと思います。
②赤ワイン
外観は淡いルビー色。
赤系果実の香りが強く、抜栓直後だったのもあり
少し還元的なニュアンスも。
タンニンは少し強い気もするが控え目。
酸もしっかりとしている印象。
開いてくると少しスモーキーなニュアンスも感じられる。
赤系果実、酸しっかりとくれば、、、
フランス・ピノノワールにしました!
<正解>
フランス・ガメイ
少し強めに感じたタンニンの正体はガメイだったのか、、、
やはりピノノワールと思いこんでしまうと
そっちに引っ張られてしまった気がしますね。
特にエレガント系品種などは一度、思いとどまって
考え直すのもありかもしれません!
<出題者より>
ついつい好きで出してしまいがちなブドウなんですが、
いかがでしたでしょうか??
マセラシオンカルボニックで
作られるワインとは異なり、凝縮感があります。
ピノノワールと書かれている方が多かったのですが、
ピノノワールですともう少しタンニンが柔らかいのかなと。
スパイシーさももうすこし、異なるアプローチなのかな。
ガメイは樹勢が強く、たくさんブドウができてしまい味わいがぼやけやすい。
収量制限、2番果の扱いを気をつけないといけません。
実を食べてみると他のブドウより粒が大きく、
ジュースが多い。また
皮からの旨みが多くスパイシーなニュアンスがあります。
マスターオブワインの多くもガメイは
スパイシーなブドウとと捉えている方が多いようです。
ピノノワールのブドウはそう言った
皮からのフレーバーは、少ないと思います。
粒が小さく、皮も薄い。
ジュースはかなり少ないです。
さて!今回も楽しんでいただけましたでしょうか♪
ブラインドは、ワインを当てることも大切ですが、先入観なくワインを楽しむ!!
そんなことをお伝えしたくて、やっている企画でもあります。
世界の素晴らしいワインを¥2200でお二つ楽しめますので、
ぜひ、飲みにいらしてくださいね。
Aoyamawinebase では、常に世界の108種類のグラスワインが60mlから楽しめます。
ぜひ、世界のワインの個性を飲みにいらしてくださいね。
では、また来週お会いしましょう♪
(文:こういちろう)