イベント開催記念![日本ワイン特集・山梨編]
イベント開催記念!
日本ワインを知る『井の中の蛙の会』の開催に
ともない、提供予定の日本ワイン20種を数回に分けて解説していきます!
(イベントは5/31-6/3 完全予約制となっております)
今回は山梨編!
ワイン生産量、ワイナリー数ともに1位を誇り
日本ワインの要とも言える山梨県!
今回のイベントで
お楽しみいただけるのは5種類!
一挙にご紹介していきたいと思います!
⑨甲州 樽熟成 キュヴェ・イケガワ 2021
(シャトー酒折)
栽培家池川氏とシャトー酒折とのコラボレーションワイン!
2005年にマスカットベーリーAでのコラボを
皮切りに今回ご提供する甲州もコラボが実現しました!
最初に優しい樽香を感じると
黄桃や白い花などが後に続きます。
オイリーなニュアンスが印象的で
口の中でまろやかな味わいとなり
ジューシーな果実感へと繋がっていきます!
甲州と樽の素晴らしい相性をお楽しみいただける一本となっています!
⑩キスヴィン ジンファンデル ロゼ 2018
(キスヴィン・ワイナリー)
葡萄栽培のスペシャリスト・荻原康宏氏と、
いま大注目の逆輸入醸造家・斎藤まゆさんを中心とした、
山梨県にあるワイナリー!
過去にはANA国際線ファーストクラスの
機内搭載ワインへ採用されるなど、
世界が注目するワイナリーのひとつです!
そんなキスヴィンワイナリーから
日本では珍しいジンファンデル、の
これまた珍しいロゼ!
高アルコールでパンチ力のある
ジンファンデルから作られるこちらは
意外にもピュアでフレッシュとの評価が多く
そのギャップを楽しんでいただけます!
⑪ドメーヌヒデ リパッソNV
(ドメーヌ・ヒデ)
南アルプス市に拠点を置く、こちらのドメーヌは
ポリシーとして
『ブドウに頑張らせない』
『月とワイン』
(月が何億トンもの水を動かす
新月と満月こそがブドウがもっとも力強くなる。との考え。)
などを掲げており、徹底した品質への
こだわりが垣間見えます!
カベルネ・ソーヴィニヨンを3ヶ月間マセラシオンの後、
33ヶ月の長期樽熟成。
その後、マスカットベーリーAの搾りかすで
2度発酵させたのち完成。
文章だけでもどんな味わいなのかを想像し、
ワイン好きの皆様をワクワクさせてくれますね!
⑫ 牧丘町 隼 マスカットベリーA B453
(マクヴィス・ワイナリー)
勝沼の固有品種である
甲州とマスカット・ベーリーAに特化した
こちらのワイナリー!
半導体製造工場を運営する企業が始めたワイナリーとしても
注目を集め、2021年には世界に向けて輸出を開始し、
世界的にも注目・評価されています!
ちなみに”B453”の意味は↓↓
1桁目【ぶどうの収穫地】
2桁目【仕込み・原料処理方法】
3桁目【製造方法】
B・・・マスカット・ベリーA
1・・・勝沼地区
5・・・セニエ濃縮かもし セニエで抜き取り
果皮の量が増え凝縮感のある色の濃い果汁
3・・・ステンレスタンク発酵+樽熟成
ステンレスタンクでアルコール発酵後に木樽に移し熟成
⑬ 霜(SOU)白 甲州 2021
(98Wines)
日本でもっとも
”出会い”に重きを置いているワイナリー。
ワイナリー名の”98”は不完全だが出会いによって
100にも200にもなり得るとの考えから。
日常に寄り添うワイン造りも。テーマの一つ!
今回、提供予定の甲州はフレッシュな味わいと
甲州が持つ独特なアフターの余韻が楽しめます!
主張し過ぎず、色んな料理に寄り添ってくれるので!
是非ともたこ焼きとのマリアージュお試しください!
ワインの他にも瓶内二次発酵で作ったビールを
手掛けており長期熟成を視野に入れたビールは
ワインと同じく注目の的となっています!
一挙に5種紹介しました!
お読みいただきありがとうございます!
次は長野編!
お楽しみに!
(文:こういちろう)