108種類徹底解説 No.5 <ウルトレイア・サン・ジャック(ラウル・ペレス)スペイン>108種類徹底解説 

みなさん、こんにちは!

Aoyama Wine Baseの このみ です(*‘∀‘)

常時、世界の108種類のワインをグラスでご提供しております♪


本日は、その中から、こちらの商品をご紹介いたします!!


Ultreia Saint Jacques (Raul Perez) 2019
ウルトレイア・サン・ジャック(ラウル・ペレス)

生産国:スペイン カスティーリャ・イ・レオン ビエルソ
品種:メンシア
ALC:13.5%
販売価格:4,779円(税込)

☆オンラインショップはこちらより☆




最近何かと話題の??メンシアです!!
ここ数年、重要なスペインでの品種として注目されています。

昔、神の雫でも2010年VTが取り上げられ、一躍有名になったワインでも知られていますね!

ウルトレイア・サン・ジャックはラウル・ペレスのスタンダードワインだが、『このワイン造りが一番神経質になる』、樽で長期熟成などをしないため、ごまかしが一切きかないとラウル・ペレスはいいます。

D.O.ビエルソは山々が立ちはだかり、急峻な斜面に葡萄畑は点在。
海からの冷風の恩恵を受けます。

このサン・ジャックの畑は、小石交じりの粘土質土壌。
樹齢80~90年のメンシア100%からつくられます。(大容量の木製発酵槽で発酵、古樽で熟成)


<テイスティングコメント>
凝縮した木苺、レッドプラム、アメリカンチェリー、黒スグリなどの赤系主体果実、スミレ、甘草、ナツメグなどのスパイス、ハーブ、トーストなどのはっきりした香り。

質感は非常になめらかで、豊かな果実味、酸はやや高く、タンニンは中程度できめ細かく、ジューシーな印象。

おそらく造り手によってスタイルが異なり、ブラインドで飲んでみると、絶対に当たらなそうな品種(笑)
メルローやサンジョベーゼ、ツヴァイゲルトなんかと間違えちゃいそう。。

ミディアムボディなので、ローストチキンや赤身のグリルステーキなどに合わせてぐびぐび飲んでしまいそうです(^^♪



<生産者について/インポーター資料より>

ラウル・ペレス、1972年生まれ、ビエルソの人口が百人にも満たないバルトゥイエ・デ・アバホ村出身。

実家は1752年からつづく葡萄栽培農家。
獣医を目指していたラウルだったが、ワインの道に変更しバレンシアの醸造学校で ニコラス・サンチェス・ディアナ教授 に師事、卒業後、実家のボデガであるカストロ・ベントーサを手伝いはじめました。

1999年、アルバロ・パラシオスと甥のリカルド・パラシオスがこのビエルソでワイン造りを行ったときにいろいろな援助をしたのがラウル・ペレスでした。
ラウルは自分たちのワイン造りとアルバロたちのワイン造りの次元があまりに違うのに驚いたと言います。

『ビエルソのワインはアルロ以前と以後では全くの別物だ』『アルバロは神だよ、彼らがビエルソにもたらしてくれた恩恵はどれだけ大きいかわからない』とコメントしています。

アルバロ・パラシオスたちに影響を受け、ワイン造りをさらに本格的に取組み始めました。

現在、D.O.ビエルソを主に、他のエリアで仲間たちとともにワイン造りに励んでいます。そのワインは、白ワイン、赤ワイン、いろいろな葡萄品種、いろいろなエリアなど関係なく驚きのワインをつくり出し、ロバート・パーカー氏主宰のワインガイドブック、ザ・ワイン・アドヴォケイトにおいて異例の10のワインが評価され8つのワインが95ポイント以上を獲得するという偉業を成し遂げました。

ワインは確かに素晴らしい、しかし、限られた人間しか楽しむことができないことをラウル・ペレスはもっと考えなければならない。
と、米国のワインジャーナリストがコメントするほど入手困難なワインであるラウル・ペレスのワインたち。

全てのワイン造りを自ら行うため、その生産量はとても少なく、千本に満たないものが多く、希少性、美味しさ、話題性で、スペインワインの中でももっとも入手困難なワインとして知られています。

輸入元HP https://www.wizumiya.co.jp/products/detail/10790

では、次回の投稿もお楽しみに~(^^)/~~~

(文:このみ)

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