アメリカ出張の旅 Part 2
日本と異なり、クリスマスからアメリカ人はゆっくり休んでいるので年始から働く方は多いです。
1日から訪問したかったのですが、時差が−16時間のため体を慣らすために2日より訪問
まずは、16 AVAの中の北部に位置するセントヘレナへ。
St.Helena
AVA1995 気候は温暖で霧はあまりかからない。カベルネなど晩熟な品種を多く生産し
最も暑いエリア。ヴァレーフロアの北側に位置する。
ちなみにこの旅で滞在している場所は、ナパCITYの南のスパークリングワインが有名な生産地のロス・カーネロスです。
車で大体30分ほど北上し、向かいます。
FAILLA WINES フェイラ・ワインズ
インポーター情報 https://www.winetostyle.co.jp/winery/winery_detail.cfm?dmnID=506
アメリカのワインのイメージだと果実味が前衛的に出て、強靭なタンニンやキャラクターと思われがちですが・・・
どちらかというと涼しげで、ピュアなワイン作りをしている印象を受けました。
また、コンクリートタンクやアンフォラなどといった新しいアイテムにも興味のある作り手です。
コンクリートタンクがアートでかなりの遊び心を感じましたw
ワイナリーの方は、必ずと言っていいほど、秘蔵の遊びワインを隠し持っていて
実験として作っているワインをご馳走してくださいました。
かもしを長くしてタンニンを抽出したリースリングが個人的には面白く、
リースリングというと酸味や果実のピュアさにフォーカスされますが、
アフターフレーバーや余韻にフォーカスしている新たな視点がすごく勉強になりました。
現地のみで体験できるのは、珍しいローヌ品種のサヴァニャンなども作られていて
非常に透明感のあるヨードで個人的にはかなり衝撃を受けました。
独特の塩気のある品種ですが、フランス・ジュラで作られるタイプとは印象が異なりました。
お店ではピノ・ノワール、シャルドネや少量ですがサヴァニャンも飲めますので
ぜひなくなる前にいらしてくださいね。
では、また次のワイナリー紹介でお会いしましょう。